データ・フロー内の列の分割
連結データの列から有益なデータを取り出すことができます。たとえば、列に001011Black
が含まれる場合、このデータを001011
とBlack
という2つの個別の列に分割できます。
データ・フロー・エディタの「列の分割」ステップを使用します。
開始する前に、分割の構成時に新規列が表示されるようデータ・プレビューを有効化します。データ・ソースに多くの列が含まれる場合、「列の選択」ステップを使用して最初に無関係な列を除去し、プレビューを見やすくします。
- 「ステップの追加」(+)をクリックして「列の分割」を選択します。
- 「列の分割」パネルのオプションを使用してデータ・フローを構成します。
フィールド 説明 列の分割 「列の選択」をクリックし、分割するデータ列を指定します。列がすでに選択されている場合、列名をクリックすると別の列を選択できます。 オン 列をデリミタまたは位置のどちらで分割するかを指定します。 列にカンマや空白などの区切り文字が含まれる場合、「デリミタ」を選択します。
列に区切り文字が含まれない場合、「位置」を選択します。位置で分割した場合、2つの新しい列のみを作成できます。
デリミタ (「オン」が「デリミタ」に設定されている場合に表示)データ列で使用されている区切り文字を指定します(空白、カンマ、カスタムなど)。 位置 (「オン」が「位置」に設定されている場合に表示) 2番目の列を開始する位置を指定します。たとえば、列に AABBBCCCDDD
が含まれる場合、6を指定すると、AABBB
が最初の列に、CCCDDD
が2番目の列に配置されます。作成するパート数 「オン」が「デリミタ」に設定されている場合に、作成する新規列の数を指定します(「オン」が「位置」に設定されている場合、デフォルト値の2を変更することはできません)。たとえば、ソース・データ列に AA BBBBB CCC DD
が含まれる場合、4を選択すると、各部分文字列が異なる列に配置されます。発生 各新規列に含めるソース列の部分文字列の数を指定します。 「デリミタ」が「空白」に設定されている場合のデータ
AA BBBBB CCC DD
に基づく例:- 「発生」を1に、「作成するパート数」を1に設定した場合、新規列には
AA
が含まれます。「発生」を2に設定した場合、新規列にはAA BBBBB
が含まれます。 - 「発生」を1に、「作成するパート数」を2に設定した場合、最初の新規列には
AA
が、2番目の新規列にはBBBBB CCC DD
が含まれます。 - 「発生」を1に、「作成するパート数」を4に設定した場合、最初の新規列には
AA
が、2番目の新規列にはBBBBB
が、3番目の新規列にはCCC
が、4番目の新規列にはDD
が含まれます。
新規列<数値>名 新規列のデフォルト名(新規列<数値>)をよりわかりやすい名前に変更します。 横のチェック・ボックスを使用して新規列の表示と非表示を切り替えます。
- 「発生」を1に、「作成するパート数」を1に設定した場合、新規列には