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1 KubeVirtモジュールの概要

KubeVirtは、Kubernetesクラスタで仮想マシンを作成および管理できる仮想化テクノロジです。 仮想マシンは、Kubernetesカスタム・リソース定義(CRD)を使用して作成され、kubectlコマンドを使用して管理できます。 VirtualMachine CRDを使用してVirtualMachineInstancesを作成でき、各インスタンスは仮想マシンとポッドの両方として実行されます。 VirtualMachineInstanceReplicaSets (ReplicaSetに似たもの)のCRDを作成できます。このCRDは、テンプレートで定義されている同じ構成で多数のVirtualMachineInstancesを作成および管理するために使用できます。

アップストリームのKubeVirtドキュメントについては、https://kubevirt.io/user-guide/を参照してください。

KubeVirtの詳細は、https://kubevirt.io/を参照してください。

KubeVirtモジュールは、KubeVirtのインストールに使用されます。 KubeVirtのデフォルトのネームスペースはkubevirtです。

KubeVirt仮想マシンに永続ストレージを提供することをお薦めします。 コンピューティング業界で意味のあるワークロードごとに、ある種類のデータ・ストレージが必要です。 ステートフル・アプリケーションを操作する場合は、永続ストレージが不可欠です。コンテナまたは仮想マシンのライフサイクルを超えてデータを保持することが重要であるためです。 コンテナ・イメージは読取り専用であるため、仮想マシンによるファイル・システムへの書込みは、ブートまたはライブ移行の間に永続化されません。 仮想マシンの再起動、ライブ移行、および状態を維持するには、状態をどこかに書き込むことができるように永続ストレージが必要です。 このストレージを提供するには、CephFilesystemを使用することをお薦めします。 CephFilesystemは、Rookモジュールを使用してインストールおよび構成できます。 Rookを使用したCephFilesystemの設定の詳細は、「Rookモジュール」を参照してください。