クラスタへのUIおよびアプリケーション・カタログの追加

UIおよびアプリケーション・カタログを既存のOracle CNEリリース1 Kubernetesクラスタにインストールします。

UIおよびデフォルト・アプリケーション・カタログをOracle CNEリリース1 Kubernetesクラスタにインストールするには、次のステップを使用します。 構成ファイルに設定された追加カタログもインストールされます。

ターゲット・クラスタは正常である必要があります。 ターゲット・クラスタにkubeconfigファイルを指定する必要があります。

  1. UIおよびカタログをインストールします。

    --providerオプションをnoneに設定してocne cluster startを使用し、ターゲット・クラスタのkubeconfigファイルのロケーションを指定します。 構文は次のとおりです。

    ocne cluster start 
    [{-u|--auto-start-ui} {true|false}]
    [{-o|--boot-volume-container-image} URI]
    [{-C|--cluster-name} name]
    [{-c|--config} path] 
    [{-n|--control-plane-nodes} integer] 
    [{-i|--key} path]
    [--load-balancer address]
    [{-P|--provider} provider]
    [{-s|--session} URI]
    [{-v|--version} version]
    [--virtual-ip IP]
    [{-w|--worker-nodes} integer]

    構文オプションの詳細は、Oracle Cloud Native Environment: CLIを参照してください。

    たとえば:

    ocne cluster start --provider none --kubeconfig $HOME/.kube/kubeconfig.ocne19
  2. 環境変数を使用して、kubeconfigファイルのロケーションを設定します。

    クラスタにアクセスするには、環境変数を設定してOracle CNEリリース1クラスタにアクセスします。 たとえば:

    export KUBECONFIG=$HOME/.kube/kubeconfig.ocne19
  3. UIへのアクセスを構成します。

    ocne cluster startコマンドの出力のプロンプトに従って、UIのアクセス・トークンを設定します。 アクセス・トークンの設定の詳細は、「アクセス・トークンの作成」を参照してください。

  4. カタログがインストールされていることを確認します。

    ocne catalog listコマンドを使用して、Oracleアプリケーション・カタログおよび外部カタログがインストールされていることを確認します。 構文は次のとおりです。

    ocne catalog {list|ls}

    たとえば:

    ocne catalog list
  5. 使用可能なアプリケーションのリストを確認します。

    ocne catalog searchコマンドを使用して、各カタログで使用可能なアプリケーションのリストを表示します。 構文は次のとおりです。

    ocne catalog search 
    [{-N|--name} name]
    [{-p|--pattern} pattern]

    たとえば、Oracleカタログで使用可能なすべてのアプリケーションをリストするには:

    ocne catalog search