5 クラスタへの接続
kubectl
パッケージを使用して、libvirt
プロバイダで作成されたKubernetesクラスタに接続します。
Kubernetesクラスタの作成後、kubectl
コマンドを使用してクラスタに接続するための2つのKubernetes構成(kubeconfig
)ファイルが作成されます。
1つのファイルによって、真のKubernetes APIサーバー・エンドポイントに直接アクセスできます。 このkubeconfig
ファイルは、
として保存されます。 このファイルを使用して、localhostで作成されたクラスタにアクセスしたり、リモートlibvirtホストで作成されたクラスタにアクセスしたりできます。
$HOME/.kube/kubeconfig.cluster_name.local
2番目のkubeconfig
ファイルは、リモート・システム上のクラスタにアクセスするために、SLiRPで実装された専用トンネルへのアクセスを提供します。 このファイルは、
として保存されます。 クラスタがリモート・システムで起動されていて、そのリモート・システムにログインしてクラスタにアクセスする場合は、この2番目の$HOME/.kube/kubeconfig.cluster_name.vm
kubeconfig
をリモート・システムにコピーする必要があります。
kubectl
を、クラスタにアクセスするホスト(localhostまたはリモートlibvirtシステム)にインストールします。
これらのステップは、明示的に言及されていないかぎり、クラスタにアクセスするホスト(localhostまたはリモートlibvirtシステムのいずれか)で実行されます。