Oracleカタログ
Oracleカタログは、Oracleが提供するクラウド・ネイティブ・アプリケーション・ソフトウェアの集合です。 Oracle CNEアプリケーションは、Oracleカタログを介して配信されます。 Oracleカタログには、CLIの埋込みバージョンを使用するか、Kubernetesクラスタにデプロイされたアプリケーションから、2つの方法でアクセスできます。
埋込みカタログはCLIに組み込まれており、embeddedという名前です。 このカタログは、Kubernetesクラスタをデプロイせずにアクセスおよび問合せできます。
Oracleカタログは、クラスタにデプロイすることもでき、Oracle Cloud Native Environment Application Catalogという名前になります。 CLIは、Oracle Container Registryからocne-catalogアプリケーションをocne-systemネームスペースのクラスタにデプロイします。 ocne-catalogアプリケーションには、Helmリポジトリと、静的コンテンツを提供するNGINXのインスタンスが含まれます。 Oracleカタログは、コンテナ・ランタイムがある場所であればどこでも提供できますが、主にコンテンツを使用するKubernetesクラスタ内で実行することを目的としています。
ノート:
Oracleカタログに含まれるアプリケーションのリストは、「アップストリームのOracle CNEドキュメント」にあります。 Oracle CNEリリースと一致するアプリケーション・リストを表示するには、「ブランチ」ドロップダウンでリリース・ブランチを選択します。 たとえば:
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リリース2.0のブランチ名はrelease/2.0です。
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リリース2.1のブランチ名はrelease/2.1です。
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リリース2.2のブランチ名はrelease/2.2です。
CLIを更新すると、埋込みOracleカタログが更新されます。 クラスタ内のアプリケーションとして実行されているOracleカタログは、ocne application updateコマンドを使用して更新できます。 これは、カタログの内容が異なる可能性があることを意味します。 クラスタで実行されているOracleカタログの更新の詳細は、「Oracleカタログの更新」を参照してください。