ocne cluster console
Kubernetesクラスタ内のノードで管理コンソールを起動します。
ocne cluster console
[{-d|--direct}]
{-N|--node} nodename
[{-t|--toolbox}]
[-- command]
説明:
-
{-d|--direct} -
ターゲット・ノードのファイル・システムのルートに対してコンソール
chrootedを起動します。 -
{-N|--node} nodename -
コンソールを起動するKubernetesクラスタ・ノードの名前。 名前は、
kubectl get nodesコマンドの出力にリストされているノードの1つである必要があります。 -
{-t|--toolbox} -
Oracle Linuxシステムの診断に役立つツールを含むコンテナ・イメージを使用してコンソールを作成します。 コンテナには、
strace,tcpdump,tracerouteやsosなどのツールが含まれています。 -
-- command -
コンソールで実行するコマンド。 このオプションを使用すると、コマンドの完了後にコンソール接続が閉じられます。
例4-36ノードでの管理コンソールの起動
Kubernetesノードで管理コンソールを起動するには:
ocne cluster console --node mynode
例4-37ターゲット・ノードのルート・ディレクトリへの管理コンソールchrootの起動
ターゲット・ノードのファイル・システムのルートに対する管理コンソールchroot edを起動するには:
ocne cluster console --direct --node mynode
例4-38ノードで管理コンソールを起動し、ツールボックスを含める
Kubernetesノードで管理コンソールを起動し、デバッグ・ツールボックスを含めるには:
ocne cluster console --node mynode --toolbox
例4-39ターゲット・ノードのルート・ディレクトリにchrootされた管理コンソールでのコマンドの実行
ls /procなどのコマンドを、管理コンソールchrootでターゲット・ノードのルート・ディレクトリに対する編集で実行するには:
ocne cluster console --direct --node mynode -- ls /proc