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ネームスペースでのポッドの表示

kubectlコマンドを使用すると、Kubernetesクラスタ内のネームスペース内のポッドを表示できます。

ネームスペースは、リソースの使用を細かく分離することと、特定のユース・ケースに限定された環境を提供することを目的として使用できます。 デフォルトでは、Kubernetesは、Kubernetesシステム・コンポーネントのネームスペースと、ネームスペースが定義されていない他のすべてのデプロイメントのdefaultという標準ネームスペースを構成します。

既存のネームスペースを表示するには、kubectl get namespacesおよびkubectl describe namespacesコマンドを使用します。

kubectlコマンドでは、別のネームスペースを指定しないかぎり、defaultネームスペースのリソースのみが表示されます。 たとえば、Kubernetesシステムに固有のポッドを表示するには、--namespaceオプションを使用してネームスペースをkube-systemに設定します:

kubectl get pods --namespace kube-system

出力は次のようになります:

NAME                                           READY   STATUS    RESTARTS   AGE
coredns-f7d444b54-bw446                        1/1     Running   0          63m
coredns-f7d444b54-tsx8v                        1/1     Running   0          63m
etcd-ocne-control-plane-1                      1/1     Running   0          63m
kube-apiserver-ocne-control-plane-1            1/1     Running   0          63m
kube-controller-manager-ocne-control-plane-1   1/1     Running   0          63m
kube-proxy-ksl7l                               1/1     Running   0          63m
kube-proxy-lzdmr                               1/1     Running   0          62m
kube-proxy-t942q                               1/1     Running   0          62m
kube-scheduler-ocne-control-plane-1            1/1     Running   0          63m