ボリューム
Kubernetesボリュームについて説明します。
Kubernetesでは、ボリュームとは、ポッドの存続中にポッド内のコンテナ全体に永続するストレージのことです。 ポッド内のコンテナが再起動されたときにも、Kubernetesボリューム内のデータは保持されます。 Kubernetesボリュームは、ポッド内のコンテナ間で共有でき、異なるコンテナがローカルでアクセスできるファイル・ストアを提供します。
Kubernetesは、データの格納方法と永続化方法を定義する様々なボリューム・タイプを提供します。これらの詳細は、アップストリームの「Kubernetesドキュメント」を参照してください。
Kubernetesボリュームの存続期間は、通常、ポッドの存続期間と一致し、そのボリュームを使用するポッドが存在する間はボリューム内のデータは保持されます。 ポッド内のコンテナは再起動でき、データはそのまま残ります。 ただし、ポッドが破棄されると、通常はデータが破棄されます。
ボリューム・データがポッドを上回る必要がある状況では、KubernetesによってPersistentVolumeおよびPersistentVolumeClaimの概念が導入されます。
PersistentVolumeは、ポッドから独立して存在することを除き、「ボリューム」に似ています。 これらは、NFSやiSCSIなどのストレージ・リソース・タイプにアクセスする方法を定義します。 PersistentVolumeで使用可能なリソースを使用するようにPersistentVolumeClaimを構成します。 PersistentVolumeClaimは、コンシューマのリソースに適用される割当ておよびアクセス・モードを指定します。 PersistentVolumeClaimを使用して、適切なアクセス・モードおよびサイズ制限を適用して、これらのリソースへのアクセスを取得します。