論理ドメイン情報について

Oracle Enterprise Managerでは、モニタリング対象の論理ドメインに関する詳細情報(CPUとメモリーの使用率、論理ドメインのステータスおよびインシデントなど)を収集します。論理ドメインを選択することにより、これらのメトリックを表示できます。

UIの一番上のセクションには、選択した論理ドメインの基本情報が表示されます。スクロール・アイコンをクリックすると、左右に移動できます。

次のセクションが表示されます。

  • 論理ドメイン: このセクションには、論理ドメイン名、そのタイプおよびその稼働時間が表示されます。

  • オープン・インシデント: このセクションには、システムにおける、致命的、重要および警告の各インシデントの数が表示されます。カテゴリをクリックすると、そのカテゴリのインシデントの詳細なリストが表示されます。

  • CPUおよび電力: このセクションには、現在のCPUとメモリーの使用状況を最大値のパーセンテージとして、および現在の電力使用量をワットとして示す円ゲージが表示されます。

  • ゲストOS情報: このセクションには、ゲストのオペレーティング・システムについての情報(検出された場合)が表示されます。この情報には、ホスト名、IPアドレスおよび稼働時間が含まれます。

  • ゲストの構成: このセクションには、ゲストのUUID、ゲストに自動ブートが設定されているかどうかを示すアイコンおよびコンソール・ポートなどのゲスト構成情報が表示されます。

  • 最後の構成変更とインシデント: このセクションには、システム上での最後の構成変更の日付と、最後にインシデントが報告された日付が表示されます。

論理ドメインの基本情報の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある、「システム・インフラストラクチャ仮想サーバー」を選択します。

    ターゲット仮想サーバーのリストが表示されます。

  3. 仮想サーバーの「サマリー」ページを開くには、ターゲット名をクリックします。

仮想サーバーのサマリー情報について

仮想サーバー・サマリーのタブには、ステータス、仮想CPUおよびメモリー使用状況などの、仮想サーバーに関する基本情報が表示されます。

次のフィールドが表示されます。

  • vCPUまたはコアの数

  • メモリー量

  • 自動ブート構成

  • UUID

  • 過去の時間、日および週のCPU使用率履歴のグラフ

  • 過去の時間、日および週の電力使用量(ワット)履歴のグラフ

仮想サーバーのサマリー情報の表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある、「システム・インフラストラクチャ仮想サーバー」を選択します。

    ターゲット仮想サーバーのリストが表示されます。

  3. 仮想サーバーの「サマリー」ページを開くには、ターゲット名をクリックします。
  4. 「サマリー」タブをクリックします。

仮想サーバーの電力およびCPU使用率チャートについて

仮想サーバー使用状況タブには、ゲストのCPUと電力使用状況のチャートが表示されます。次のアイコンの1つを選択すると、関連のチャートが表示されます。

  • CPU (%): 仮想サーバーのCPU使用状況のチャートが、全体のパーセンテージとして表示されます。

  • 電力(ワット): CPUおよびメモリーによって消費される電力(ワット)のグラフが表示されます。

グラフごとに、右上にあるスライダを使用して表示する日数を選択できます。

仮想サーバーの電力およびCPU使用率チャートの表示

  1. 「ターゲット」リストから、「すべてのターゲット」を選択します。
  2. 「サーバー、ストレージおよびネットワーク」という見出しの下にある、「システム・インフラストラクチャ仮想サーバー」を選択します。

    ターゲット仮想サーバーのリストが表示されます。

  3. 仮想サーバーの「サマリー」ページを開くには、ターゲット名をクリックします。
  4. 「仮想サーバーの使用状況」タブをクリックします。