create_custom_plugin_update

管理エージェントにすでにデプロイされているプラグインを使用してカスタム・プラグイン更新を作成します。ソース・プラグインに適用されたすべてのパッチが含まれます。これは、管理エージェントに対する以降のプラグインすべてのデプロイメントで、Oracle提供のプラグイン・バージョンのかわりに使用します。

書式

emcli create_custom_plugin_update 
      -agent_name="agent_name"
      -plugin_id="plugin_id"
      [-overwrite]

[ ]  indicates that the parameter is optional.

オプション

  • agent_name

    プラグインとそのパッチがデプロイされている管理エージェント(host:port)。

  • plugin_id

    カスタム・プラグイン機能を作成するために使用する必要があるプラグインのID。管理エージェントにデプロイされているプラグインのリストを表示するには、emcli list_plugins_on_agentを実行します。

  • overwrite

    リポジトリ内のこのプラグインにカスタム・プラグイン更新がすでに存在する場合、既存のカスタム・プラグイン更新を上書きおよび更新します。指定されていない場合、このプラグインに対して新しいカスタム・プラグイン更新は作成されません。後続のプラグインのデプロイメントに対してのみ適用されます。ソース・プラグインが以前にデプロイされた管理エージェントで自動的に再デプロイされることはありません。このような管理エージェントで再デプロイするには、emcli redeploy_plugin_on_agentを実行します。

例1

次の例では、host.example.comという名前の管理エージェントにすでにデプロイされているoracle.sysman.dbプラグインに対するカスタム・プラグイン更新を作成します。oracle.sysman.dbプラグインに対してカスタム・プラグイン更新がすでに存在している場合、このカスタム・プラグイン更新は上書きされず、したがって、新しいカスタム・プラグイン更新は作成されません。

emcli create_custom_plugin_update
      -agent_name="host.example.com" 
      -plugin_id="oracle.sysman.db"

例2

次の例では、リポジトリ内のoracle.sysman.dbに対してすでに存在しているカスタム・プラグイン更新を上書きおよび更新することにより、host.example.comという名前の管理エージェントにすでにデプロイされているoracle.sysman.dbプラグインに対するカスタム・プラグイン更新を作成します。

emcli create_custom_plugin_update 
      -agent_name="host.example.com" 
      -plugin_id="oracle.sysman.db"
      -overwrite