create_service
Enterprise Managerによってモニターされるサービスを追加します。
書式
emcli create_service
-name='name'
-type='type'
-availType=test|system
-availOp=and|or
[-hostName=<host_name>
[-agentURL=<agent_url>
[-properties='pname1|pval1;pname2|pval2;...']
[-timezone_region=<gmt_offset>]
[-systemname=<system_name>]
[-systemtype=<system_type>]
[-keycomponents='keycomp1name:keycomp1type;keycomp2name:keycomp2type;...']
[-beacons='bcn1name:bcn1isKey;bcn2name:bcn2isKey;...']
[-input_file="template:Template file name]"]
[-input_file="variables:Variable file name]"]
[-sysAvailType=<availability_type>]
[ ] indicates that the parameter is optionalオプション
-
name
サービス名。名前には、コロン(:)、セミコロン(;)、先行または後続の空白を使用できません。
-
type
サービス・タイプ。
-
availType
可用性をテストベースまたはシステムベースに設定します。可用性を
testに設定すると、テンプレート・ファイル、ビーコン、変数を引数として指定する必要があります。可用性をsystemに設定すると、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsを指定する必要があります。 -
availOp
可用性の演算子。
andの場合、すべてのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。orの場合、いずれかのキー・テストとコンポーネントを使用して、可用性を判断します。 -
hostName
このターゲット・インスタンスのデータを収集する管理エージェントを実行しているシステムのネットワーク名。
-
agentURL
このターゲット・インスタンス用のデータを収集する管理エージェントのURL。ホスト名を入力すると、このフィールドにはホストのエージェントURLが自動的に入力されます。
-
properties
サービス・インスタンスのプロパティの名前と値のペア(prop_name:prop_valueなど)のリスト。
-
timezone_region
このターゲット・インスタンスのGMTオフセット(-7または-04:00の書式を使用)。
-
systemname
サービスが存在しているシステムの名前。
-
systemtype
サービスを作成するシステムのタイプ。
-
keycomponents
サービスに使用されているシステムのキー・コンポーネントの名前とタイプのペア(
keycomp_name:keycomp_typeなど)のリスト。 -
beacons
サービスのビーコンを説明する名前とisKeyのペア。isKeyが
Yに設定されている場合、ビーコンはサービスのキー・ビーコンとして設定されます。可用性をテストベースに設定した場合、サービスには、少なくとも1つのキー・ビーコンが必要です。 -
input_file
テンプレート・ファイル名は、テンプレート定義を含むXMLファイルです。変数ファイルでは、テンプレートの値を定義します。
input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
-
sysAvailType
availTypeがシステムベースの場合の可用性のタイプ。可用性にsystem target directlyまたはselected components of a systemのいずれかを設定します。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合、システムに可用性(ステータス)が定義されている必要があります。systemnameとsystemtypeは設定が必要なパラメータです。
可用性がselected components of a systemに設定されている場合、systemname、systemtypeおよびkeycomponentsは設定が必要なパラメータです。
可用性にsystem target directlyが設定されている場合で、システムに可用性(ステータス)が定義されていない場合、可用性セットは無効です。したがって、設定可能なオプションは、selected components of a systemです。
例
例1
この例では、my_systemという名前の汎用システムで、指定されたプロパティを持つmy_serviceという名前の汎用サービスを作成します。可用性はシステムベースに設定されていて、可用性はシステム・ターゲット・ステータスに基づいています。
emcli create_service
-name='my service' -type='generic_service'
-availType='system' -availOp='or'
-sysAvailType='system target directly'
-properties='prop1:value1; prop2:value2'
-timezone_region='PST8PDT'
-systemname='my system' -systemtype='generic_system'
例2
この例では、指定したキー・コンポーネントを備えたmy systemという汎用システムで、指定したプロパティを持つmy_serviceという汎用サービスを作成します。可用性はシステムベースに設定されます。
emcli create_service
-name='my_service' -type='generic_service'
-availType='system' -availOp='or'
-properties='prop1:value1; prop2:value2'
-timezone_region='PST8PDT'
-systemname='my system' -systemtype='generic_system'
-keycomponents='database:oracle_database; mytestbeacon:oracle_beacon'