deploy_bipublisher_reports

このVerbは、Enterprise ManagerのOracleから提供されたすべてのレポート、または任意で特定のEnterprise Manager Plug-inレポートを、BI Publisherカタログにデプロイします。

空き領域が増分で指定された量を下回った場合に、自動サイズ変更によってファイル・システムが拡張される増分を指定します。この操作では、-forceオプションを指定しない場合、Enterprise Managerレポート・フォルダの既存のBI Publisherレポートは上書きされません。

ノート:

このVerbにはEnterprise Managerスーパー管理者権限が必要です。

書式

emcli deploy_bipublisher_reports
    [-force]
    [-all | -reportsjarfile=<reports_jar_file> | (-pluginid=<plugin_id>  
     [-pluginversion=<plugin_version>]) )
[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

ノート:

-forceを使用すると、操作全体に適用されます。パラメータが1つもない場合、-allを指定しているとみなされます。

-allオプション、-reportsjarfileオプション、または-pluginidオプションを使用できますが、3つを同時に使用することはできません。-pluginidオプションを使用する場合、-pluginversionオプションを含めることもできます。

  • force

    レポートを上書きします。このオプションを使用すると、BI Publisherサーバーのすべてのレポートが新しいコピーで上書きされます。

  • all

    レポートを上書きします。このオプションを使用すると、BI Publisherサーバーのすべてのレポートが新しいコピーで上書きされます。

  • reportsjarfile

    1つ以上のBI Publisherレポートが含まれる、単一のEnterprise ManagerレポートのJARファイルをデプロイします。このJARファイルはOMSの$ORACLE_HOMEと相対的な位置関係にあります。

  • pluginid

    Enterprise Managerシステム・レポートに加えて、ロードされているプラグインベースのBI Publisherレポートもデプロイします。

  • pluginversion

    プラグインを特定のバージョンに限定します。

例1

この例では、Enterprise ManagerのOracleから提供された、すべてのプラットフォームおよびプラグインのレポートをデプロイしますが、既存のレポートは上書きしません。

emcli deploy_bipublisher_reports -all

例2

この例では、チャージバック・レポートおよび傾向レポートのみをデプロイし、既存のレポートがある場合は上書きします。

emcli deploy_bipublisher_reports -force -pluginid=oracle.sysman.emct -pluginversion=12.1.0.3.0