deploy_plugin_on_server
プラグインを管理サーバーにデプロイします。プラグインのデプロイメント・プロセスが管理サーバーを再起動することがあります。プラグインがすでにサーバーのいずれかにデプロイされている場合、このサーバーはスキップされます。低いバージョンのプラグインがすでにデプロイされている場合、プラグインはアップグレードされます。低いバージョンのプラグインがすでにデプロイされている場合、新しいリビジョンが適用されます。
書式
emcli deploy_plugin_on_server -plugin=<plug-in_id>[:<version>] [-sys_password=<sys_password>] [-prereq_check] [-use_last_prereq_result] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
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plugin
管理サーバーにデプロイするIDまたはID:バージョン。書式は-plugin=<oracle.sysman.db:12.1.0.1.0>です。プラグインID(oracle.sysman.dbなど)は必須パラメータです。バージョンはオプションです。バージョンを指定しない場合、ダウンロードされている中で最も高いバージョンのプラグインがデプロイメント用とみなされます。このプラグインのバージョンに複数のリビジョンがダウンロードされている場合、最も高いリビジョンがデプロイメント用とみなされます。
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sys_password
リポジトリDBA SYSのパスワード。これを指定しない場合、パスワードの入力を要求されます。prereq_checkを使用する場合、これは不要です。
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prereq_check
このオプションを指定した場合、プラグインがデプロイされるのではなく、このプラグイン・デプロイメントが正常終了するための前提条件を満たしていないものすべてについてのチェックの表示のみが行われます。このオプションを指定しない場合、前提条件チェックの後にプラグイン・デプロイメントが行われます。
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use_last_prereq_result
-prereq_checkオプションを使用して前提条件チェックが特定のプラグイン・セットについてすでに実行されていて、これらのプラグインに対して他のデプロイメント・アクティビティが発生しない場合、このオプションを使用すると、前提条件チェックをスキップしてデプロイメントを即座に開始できます。
例
例1
この例では、ダウンロード済の最新のバージョンのOracle Databaseプラグイン(プラグインID: oracle.sysman.db)を管理サーバーにデプロイします。
emcli deploy_plugin_on_server -plugin=oracle.sysman.db -sys_password=<welcome>
例2
次の例では、Oracle Databaseプラグイン(バージョン12.1.0.2..0)およびOracle Fusion Middlewareプラグイン(version 12.1.0.2.0)を管理サーバーにデプロイします。SYSパスワードはコマンドラインで渡されていないので、入力を要求されます。両方のプラグインの低いバージョンがすでにデプロイされている場合、これらは12.1.0.2.0にアップグレードされます。デプロイされるプラグインのいずれか一方のバージョンが低い場合、エラーになります。これらは別々にデプロイする必要があります。
emcli deploy_plugin_on_server -plugin="oracle.sysman.db:12.1.0.2.0;oracle.sysman.emas:12.1.0.2.0"