import_custom_plugin_update

拡張開発キットを使用して作成されたカスタム・プラグイン更新をインポートします。インポートされたプラグイン更新は、管理エージェントへの以降のすべてのプラグインのデプロイメントで使用されます。

書式

emcli import_custom_plugin_update 
      -archive="<path_to_plugin_update_archive>" 
       [-overwrite] 

オプション

  • archive

    カスタム更新アーカイブ・ファイルへの絶対パス。

  • overwrite

    このプラグインにカスタム・プラグイン更新がすでに存在する場合、既存のカスタム・プラグイン更新を上書きします。指定されていない場合、このプラグインに対してカスタム・プラグイン更新はインポートされません。後続のプラグインのデプロイメントに対してのみ適用されます。既存のプラグインが以前にデプロイされた管理エージェントで自動的に再デプロイされることはありません。このような管理エージェントで再デプロイするには、emcli redeploy_plugin_on_agent Verbを実行します。

例1

次の例では、/u01/oracle/plugin_updates/の場所から12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zipアーカイブ・ファイルをインポートしますが、これは、このプラグインにカスタム・プラグイン更新が存在していないことが前提です。

emcli verb_name 
      -archive="/u01/oracle/plugin_updates/12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip"

例2

次の例では、/u01/oracle/plugin_updates/の場所から12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zipアーカイブ・ファイルをインポートし、このプラグインの既存のカスタム・プラグイン更新を上書きします。

emcli import_custom_plugin_update 
      -archive="/u01/oracle/plugin_updates/12.1.0.4.0_oracle.sysman.db.008.zip"
      -overwrite