import_update
自己更新アーカイブ・ファイルをEnterprise Managerにインポートします。インポートが成功すると、更新が自己更新ホームに表示され、次のアクションに対するステータスがダウンロード済になります。
書式
emcli import_update
-file="file"
-omslocal
emcli import_update
-file="file"
-host="hostname"
[-credential_set_name="setname"] | -credential_name="name"
-credential_owner="owner"
[ ] indicates that the parameter is optionalオプション
-
file
更新アーカイブ・ファイルの完全パス名。
-
omslocal
ファイルがOMSからアクセス可能であることを指定するフラグ。
-
host
ファイルが使用可能なホスト・ターゲットのターゲット名。
-
credential_set_name
ホスト・ターゲットのリポジトリに格納されている優先資格証明のセット名。次のいずれかにすることができます。HostCredsNormal: デフォルト非特権資格証明セット HostCredsPriv: 特権資格証明セット
-
credential_name
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の名前。これはcredential_ownerと一緒に指定する必要があります。
-
credential_owner
リポジトリに格納されている名前付き資格証明の所有者。このオプションはcredential_nameオプションと一緒に指定する必要があります。
例
例1
この例では、ファイルupdate1.zipをインポートします。このファイルはOMSホストに存在する必要があります。複数のOMSが設定されている場合、リクエストは、どのOMSでも処理できます。そのため、ファイルは、リクエストを処理するOMSからアクセス可能である必要があります。これは、通常、ファイルがすべてのOMSからアクセス可能な共有の場所に存在している必要があることを意味します。
emcli import_update
-file="/u01/common/update1.zip"
-omslocal 例2
この例では、ホストhost1.example.comに存在するファイルupdate1.zipをインポートします。ホストはEnterprise Managerの管理対象ホスト・ターゲットである必要があります。このホストの管理エージェントは稼働中でなければなりません。ホストhost1.example.comの優先非特権資格証明は、リモート・ファイルを取得するために使用します。
emcli import_update
-file="/u01/common/update1.zip"
-host="host1.example.com"
-credential_set_name="HostCredsNormal"