modify_virtual_platform
Oracle Virtual Platformターゲットのモニタリング・エージェント、フェイルオーバー・エージェントまたはモニタリング資格証明を変更します。このタイプのターゲットを変更するときは、変更が必要なターゲットのプロパティのみを指定する必要があります。渡されないすべてのパラメータについては既存の値が維持されます。
書式
emcli modify_virtual_platform -name="target_name" -agent="agent_target_name" [-failover_agent="failover_agent_target_name"] -credentials="property_name1:property_value1;property_name2: property_value2;..." [-wait_for_completion=true|false] [-wait_for_completion_timeout=<time_in_minutes>] [-separator=credentials="separator_for_key_value_pairs"] [-subseparator=credentials="separator_for_key_value_pair"] [-input_file="FILE:file_path"] [ ] indicates that the parameter is optional
オプション
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name
変更するOracle Virtual Platformのターゲット名。
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agent
Oracle Virtual Platformおよび関連ターゲットをモニターするために使用するプライマリ・エージェントのターゲット名。
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failover_agent
Oracle Virtual Platformおよび関連ターゲットをモニターするために使用するフェイルオーバー・エージェントのターゲット名。
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credentials
ターゲット・インスタンスのモニタリング資格証明(名前と値のペア)。nameは、ターゲット・タイプのメタデータ定義で資格証明プロパティとして定義されます。メタデータ・ファイルは、$AGENT_HOME/sysman/admin/metadataにあります。
様々なオプションの詳細は、例を参照してください。
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wait_for_completion
発行したジョブが終了するまでCLIが待機するのかを示すフラグ。デフォルト値はfalseです。値がtrueの場合、Oracle Virtual Platformの追加が成功または失敗した際にジョブの進捗状況がコマンドラインに出力されます。
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wait_for_completion
発行したジョブが終了するまでCLIが待機するのかを示すフラグ。デフォルト値はfalseです。値がtrueの場合、CLIはOracle Virtual Platformの変更が成功または失敗するまで待機し、ジョブの結果をコマンドラインに出力します。
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wait_for_completion_timeout
ジョブが終了するためにCLIが停止して待機する時間(分)。このオプションは、パラメータwait_for_completionの値がtrueの場合のみ適用されます。値が負またはゼロの場合、ジョブの終了は待機されません。
詳細は、例を参照してください。
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separator=credentials
資格証明のキーと値のペアのカスタムのセパレータ。-credentialsオプションの値で、名前と値のペアを区切る文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「;」です。
separatorパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
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subseparator=credentials
キーと値のペアのカスタムのセパレータ。-credentialsオプションの値で、各名前と値のペアの名前と値を区別する文字列デリミタを指定します。デフォルトのセパレータ・デリミタは「:」です。
subseparatorパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
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input_file
資格証明のシークレット値のファイル・パス。-credentialsオプションとともにオプションで使用。このオプションを使用すると、パスワードやSSHキーなど特定のターゲットをモニタリングするの資格証明値を別のファイルに設定できます。
タグとローカルのファイル・パス間のマッピングを指定します。このタグは、特定の-credentialsプロパティ値のかわりに指定します。
例
例1
この例では、Oracle Virtual Platformの資格証明をルート・ユーザーのホスト資格証明で変更します。プロパティOVSUsernameの値はユーザー名に、OVSPasswordはパスワードに使用します。プロパティprivilegedUserの値は、モニタリング時に仮想化に固有のメトリックを収集するか(true)収集しないか(false)を示します。パスワードは、コマンドラインから渡します。
emcli modify_virtual_platform -credentials='type:DMOvsBasicCreds;PrivilegeType:none; privilegedUser:true;OVSUsername:root;OVSPassword:mypassword'
例2
この例では、Oracle Virtual Platformの資格証明をルート・ユーザーのホスト資格証明で変更します。プロパティOVSUsernameの値はユーザー名に、OVSPasswordはパスワードに使用します。プロパティprivilegedUserの値は、モニタリング時に仮想化に固有のメトリックを収集するか(true)収集しないか(false)を示します。ルート・ユーザーのパスワードは、入力ファイルpassword.txtから読み取られます。
emcli modify_virtual_platform -name=exampletarget -credentials='type:DMOvsBasicCreds;PrivilegeType:none; privilegedUser:true;OVSUsername:root;OVSPassword:PWD_FILE' -input_file='PWD_FILE:password.txt