publish_event

ユーザー報告のイベントをEnterprise Managerに発行します。このイベントはユーザー報告のイベント・クラスのイベントとして発行されます。ターゲットの管理権限のあるユーザーのみがターゲットに対するこれらのイベントを公開できます。公開が失敗すると、エラー・メッセージが報告されます。

CLEAR(後述)以外の重大度で発行されたイベントは、適切な権限を持つエンドユーザーが手動でユーザー・インタフェースからクリアできます。あるいは、CLEARの重大度および同じ詳細を使用して新しいイベントを発行し、基礎となる状況のクリアを報告できます。

書式

emcli publish_event
        -target_name="target_name"
        -target_type="target_type_internal_name"
        -message="message_for_event"
        -severity="severity_level"
        -name="event_name"
        [-key="sub_component_name"
        [-context="name1=value1;name2=value2;.."]
        [-separator=context="alt._pair_separator"]
        [-subseparator=context="alt._name-value_separator"]

[ ]  indicates that the parameter is optional

オプション

  • target_name

    ターゲット名。

  • target_type

    ターゲット・タイプ名。

  • message

    イベントに関連付けるメッセージ。メッセージの長さは4000文字までです。

  • severity

    イベントに関連付ける、数値による重大度レベル。サポートされている重大度レベルの値は次のとおりです。

    • "CLEAR"
    • "MINOR_WARNING"
    • "WARNING"
    • "CRITICAL"
    • "FATAL"
  • name

    発行するイベントの名前。イベント名は128文字以下です。

    イベントの性質がわかるようにします。たとえば、"ディスク使用率"、"プロセス停止"、"キュー数"などです。同じ連続のイベントについて異なる重大度を報告する場合にも、同じこの名前を繰り返す必要があります。"プロセスxyzが停止"のように、特定のイベントに関する具体的な情報を表す名前にはしないでください。イベントが関連するターゲット内の特定のコンポーネントを識別するには、次のkeyを参照してください。

  • key

    このイベントが関係するターゲット内のサブ・コンポーネントの名前。たとえば、ホスト上のディスク名、表領域の名前などを指定します。キーの長さは256文字までです。

  • context

    指定したイベントに対して発行できる追加のコンテキスト。これは、名前:値の形式の一連の文字列です。セミコロンで区切ります。たとえば、ディスクの領域の問題を報告する場合に、ディスク領域の割合とサイズを報告すると便利なことがあります。デフォルトのセパレータ「:」をサブセパレータで無効にできます。また、ペアを区切るセパレータ「;」をセパレータで無効にできます。

    コンテキスト名の長さは256文字までで、値は4000文字までです。

  • separator

    デフォルトのセパレータ";"をオーバーライドするときに設定します。このオプションは通常は、名前や値に";"が含まれる場合に使用します。このオプションに"="は使用できません。

  • subseparator

    名前と値のペアを区切るデフォルトのセパレータ":"をオーバーライドするときに設定します。このオプションは通常は、名前や値に":"が含まれる場合に使用します。このオプションに「=」の使用はサポートされていません。

例1

この例では、HDDのリストアが失敗し、この失敗がターゲット上のFinance DB machineというコンポーネントに関連していることを示す、my acme targetという名前の警告イベントを発行します。

emcli publish_event  -target_name="my acme target" -target_type="oracle_acme" 
-name="HDD restore failed" -key="Finance DB machine" -message="HDD restoration
failed due to corrupt disk" -severity=WARNING

例2

この例では、HDDのリストアが失敗し、この失敗がターゲット上のFinance DB machineというコンポーネントに関連していることを示す、my acme targetという名前のマイナー警告イベントを発行します。デフォルトのセパレータを使用して、関連するディスク・サイズと名前を示す追加のコンテキストを指定します。追加の「\」を使用してディスク名の中にある\をエスケープしていることに注意してください。

emcli publish_event  -target_name="my acme target" -target_type="oracle_acme" 
-name="HDD restore failed" -key="Finance DB machine" -message="HDD restoration
failed due to corrupt disk" -severity=MINOR_WARNING -context="disk size":800GB\;"disk name":\\uddo0111245