set_credential
指定されたユーザーの優先資格証明を設定します。
ノート:
このコマンドは、収集の資格証明セットをサポートしていません。
書式
emcli set_credential
-target_type="ttype"
[-target_name="tname"]
-credential_set="cred_set"
[-user="user"]
-columns="col1:newval1;col2:newval2;PDP:SUDO/POWERBROKER;RUNAS:oracle;
PROFILE:user1..."
[-input_file="tag1:file_path1;tag2:file_path2;..."]
[-oracle_homes="home1;home2"]
[-monitoring]
[ ] indicates that the parameter is optionalオプション
-
target_type
ターゲットのタイプ。
-oracle_homesパラメータが指定されている場合は、hostにする必要があります。 -
target_name
ターゲットの名前。この引数を省略して、エンタープライズ優先資格証明を設定します。
-oracle_homesパラメータが指定されている場合は、ホスト名にする必要があります。 -
credential_set
設定対象の資格証明セット。
-
user
対象の資格証明を使用するEnterprise Managerユーザー。省略すると、現行ユーザーの資格証明に適用されます。
-
columns
設定する列の名前と新しい値。資格証明セットのすべての列を指定する必要があります。
-input_file引数からのタグを使用して、コマンドラインに資格証明値が表示されないようにすることもできます。この引数は、複数回指定できます。 -
input_file
-columns引数を持つファイルのパス。これはパスワードを非表示にする場合に使用されます。各パスには、-columnsパラメータで参照されているタグが必要です。このオプションは、複数回指定できます。input_fileパラメータの詳細は、「-input_fileの構文ガイドライン」を参照してください。
-
oracle_homes
ターゲット・ホストのOracleホームの名前。資格証明は、指定されたすべてのホームに対して追加または更新されます。
ノート: 列およびそれらが属する資格証明セットのリストは、各ターゲット・タイプのメタデータ・ファイルに含まれています。この情報および他の資格証明情報は、メタデータの
<CredentialInfo>セクションにあります。 -
monitoring
対象の資格証明がモニタリング資格証明であることを示すフラグ。省略すると、対象の資格証明は優先資格証明になります。モニタリング資格証明では、target_nameオプションを指定する必要があります。
例
例1
次の例では、FILE1はpasswordFileの内容を参照するためのタグです。例2の結果は例1と同じです。
emcli set_credential
-target_type=oracle_database
-target_name=myDB
-credential_set=DBCredsNormal
-user=admin1
-column=FILE1
-input_file=FILE1:passwordFile
例2
次の例では、passwordFileの内容は、username:joe;password:newPass;role:newRoleです。
emcli set_credential
-target_type=host
-target_name=host.example.com
-credential_set=OHCreds
-user=admin1
-column="OHUsername:joe;OHPassword:newPass"
-oracle_homes="database1;mydb"