validate_server_generated_alerts
Enterprise Managerとターゲット・データベースの間で、データベース・サーバー生成アラート・メトリックしきい値を比較して同期します。このVerbを実行するには、1つ以上の特定のデータベース・ターゲットまたは1つのEnterprise Managerグループを指定します。グループを指定すると、比較と同期の操作が、そのグループのすべてのデータベース・ターゲットとすべてのサブグループに対して実行されます。
このVerbでは、非同期のサーバー生成アラート・メトリックしきい値ごとに1行が生成されます。各行に詳細(Enterprise Managerおよびターゲット・データベースでのメトリック名、オブジェクト名、クリティカルおよび警告のしきい値)が含まれます。各値はカンマで区切られます。
書式
emcli validate_server_generated_alerts [-group="group_name" [-fix] [-verbose]] [-targets="<target_name1:target_type1;target_name2:target_type2>" [-fix] [-verbose]] [-help] [ ] indicates that the parameter is optional.
オプション
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group
Enterprise Managerグループの名前。
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targets
ターゲット名とターゲット・タイプのペア。このオプションは-groupオプションとは相互に排他的です。
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fix
Enterprise Managerと指定のデータベース・ターゲットで、サーバー生成アラート・メトリックしきい値を同期します。同期操作では、Enterprise Managerのサーバー生成アラート・メトリックしきい値がターゲット・データベースにプッシュされます。
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verbose
非同期しきい値の詳細なレポートを提供します。
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ヘルプ
ヘルプ・メッセージを表示します。
ノート
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このVerbは、オブジェクトが存在しないために、一部のメトリックをターゲット・データベースにプッシュしないことがあります。たとえば、存在しない表領域などです。
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このVerbのデフォルト出力形式はカンマ区切り値(CSV)です。
例
例1
この例では、Enterprise Managerと'ProdDb' (RACインスタンスを含む)および'TestDb'それぞれのしきい値を比較します。
emcli validate_server_generated_alerts -targets="ProdDb:rac_database;TestDb:oracle_database"
例2
この例では、Enterprise Managerとターゲット・データベース'ProdDb'および'TestDb'それぞれのしきい値を比較して修正します。
emcli validate_server_generated_alerts -targets="ProdDb:rac_database;TestDb:oracle_database" -fix