Enterprise Managerデータ・ソースの追加
ダッシュボードの作成前に、ダッシュボードのデータの取得元になるEnterprise Managerを指定しておく必要があります。
データ・ソースとしてEnterprise Managerサイトを追加するには:
- 左側のツール・バーから、「Configuration」→「Data Sources」の順に選択します。
- 「Add data source」をクリックします。データ・ソース・タイプのリストが表示されます。
- 「Oracle Enterprise Manager」を選択します。
- 必要なEnterprise Managerログイン情報を入力して、「Save & Test」をクリックします。
ノート:
スーパー管理者権限を持つSYSMANユーザーまたはEnterprise Managerユーザーは使用しないでください。- Name: Enterprise Managerサイトのわかりやすい名前。
- Default: 新しいダッシュボードの作成時または問合せの指定時に、デフォルト・データ・ソースとしてEnterprise Managerサイトを使用することを指定します。このオプションは、単一のEnterprise Managerサイトに切り替えできます(複数のサイトをモニタリングしてる場合)。
- URL: Enterprise Managerサイトへのアクセスに使用するURL。重要: URLの末尾にスラッシュを加えないでください。
例:
http://myem.myhost.com:7788
- Whitelisted Cookies: grafana_sessionは、Enterprise Managerに渡される一意のセッション識別子を生成します。このCookieは、デフォルトで追加されます。削除しないでください。存在しない場合は、Enterprise Managerデータ・ソースの追加時に、grafana_sessionを指定する必要があります。このCookieが指定されていないと、エラーが発生します。grafana_session Cookieは、特にSQL/ロードのスロットル調整に使用されます。『Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のリソース使用量の制御に関する項を参照してください。
- Basic Authentication: Enterprise Managerユーザーおよびパスワード。ユーザーは、そのユーザーのEnterprise Managerアカウントに付与された権限に応じて該当するターゲットおよびメトリックのみを問合せできます。ターゲットへの適正レベルのアクセス権限を持つ適切なEnterprise Managerユーザーを指定することで、Enterprise Managerのセキュリティ推奨事項に従うようにします。
- Remote Management Repository: このオプションをオンに切り替えることで、EM 13.4より前のEnterprise Managerリポジトリ・データ・ソースに接続できるようになります。さらに、Grafanaで使用するように構成されたEnterprise Manager OMSに関連付けられていない追加のEnterprise Managerリポジトリにも接続できるようになります。詳細は、「リモート・リポジトリへのアクセス」を参照してください。
ノート:
リポジトリ・データベースの名前付き資格証明は、Enterprise Manager 13.4インストールに保存されます。このシステム依存性により、ホスト名/ポート/サービスまたはSIDは、Grafana UI (「Datasource」ページ)にアクセスできる任意のユーザーに公開されます。この依存性を排除するために、ユーザーは13.4 RU3にアップグレードするようにお薦めします。