Enterprise Managerデータ・ソースの追加

ダッシュボードの作成前に、ダッシュボードのデータの取得元になるEnterprise Managerを指定しておく必要があります。

データ・ソースとしてEnterprise Managerサイトを追加するには:

  1. 左側のツール・バーから、「Configuration」「Data Sources」の順に選択します。
  2. 「Add data source」をクリックします。データ・ソース・タイプのリストが表示されます。
  3. 「Oracle Enterprise Manager」を選択します。
    Entgerprise Managerサイトのログインを示す画像。

  4. 必要なEnterprise Managerログイン情報を入力して、「Save & Test」をクリックします。

    ノート:

    スーパー管理者権限を持つSYSMANユーザーまたはEnterprise Managerユーザーは使用しないでください。

    新しいEnterprise Managerデータ・ソースを示す図。

    • Name: Enterprise Managerサイトのわかりやすい名前。
    • Default: 新しいダッシュボードの作成時または問合せの指定時に、デフォルト・データ・ソースとしてEnterprise Managerサイトを使用することを指定します。このオプションは、単一のEnterprise Managerサイトに切り替えできます(複数のサイトをモニタリングしてる場合)。
    • URL: Enterprise Managerサイトへのアクセスに使用するURL。重要: URLの末尾にスラッシュを加えないでください。

      例: http://myem.myhost.com:7788

    • Whitelisted Cookies: grafana_sessionは、Enterprise Managerに渡される一意のセッション識別子を生成します。このCookieは、デフォルトで追加されます。削除しないでください。存在しない場合は、Enterprise Managerデータ・ソースの追加時に、grafana_sessionを指定する必要があります。このCookieが指定されていないと、エラーが発生します。grafana_session Cookieは、特にSQL/ロードのスロットル調整に使用されます。『Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』リソース使用量の制御に関する項を参照してください。
    • Basic Authentication: Enterprise Managerユーザーおよびパスワード。ユーザーは、そのユーザーのEnterprise Managerアカウントに付与された権限に応じて該当するターゲットおよびメトリックのみを問合せできます。ターゲットへの適正レベルのアクセス権限を持つ適切なEnterprise Managerユーザーを指定することで、Enterprise Managerのセキュリティ推奨事項に従うようにします。
    • Remote Management Repository: このオプションをオンに切り替えることで、EM 13.4より前のEnterprise Managerリポジトリ・データ・ソースに接続できるようになります。さらに、Grafanaで使用するように構成されたEnterprise Manager OMSに関連付けられていない追加のEnterprise Managerリポジトリにも接続できるようになります。詳細は、「リモート・リポジトリへのアクセス」を参照してください。

      ノート:

      リポジトリ・データベースの名前付き資格証明は、Enterprise Manager 13.4インストールに保存されます。このシステム依存性により、ホスト名/ポート/サービスまたはSIDは、Grafana UI (「Datasource」ページ)にアクセスできる任意のユーザーに公開されます。

      この依存性を排除するために、ユーザーは13.4 RU3にアップグレードするようにお薦めします。