SudoおよびPower Brokerの有効化
sudoコマンドは、UNIX型オペレーティング・システムにおいて、ユーザーが別のユーザー(通常はrootユーザー)のセキュリティ権限でプログラムを実行できるプログラムです。監査の機能もあります。
PowerBrokerは、ユーザーが実行できるコマンドの種類を制限し、ユーザーが実行した、または実行を試行した操作の監査証跡を管理できるツールです。PowerBrokerを使用すると、ポリシーで定義した認証の制御が可能になるので、rootまで含めて、使用を許可された他のアカウントにエンドユーザーがいつ、どこでアクセスできるかを管理者が定義できます。
SudoまたはPowerBrokerを有効にするには、次のステップを実行します。
- ページの右上にある「設定」メニューから、「セキュリティ」を選択し、「名前付き資格証明」を選択します。
- 名前付き資格証明ページで、「作成」をクリックします
- 資格証明の作成ページで、ホスト資格証明にroot権限を指定します。
- 「資格証明プロパティ」セクションで、「実行権限」から「Sudo」または「PowerBroker」を選択します。
- SudoまたはPowerBrokerの詳細を指定し、システムが管理タスクを実行します。
SudoまたはPower Brokerの使用
Linux管理者としてSudoまたはPower Brokerを使用するには、次のステップを実行します。
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ホスト・ターゲットのページに移動します。
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ホスト・ターゲットの管理アクティビティのリストを表示します。
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管理タスクを選択します。
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ルート権限を持つホスト資格証明を指定します。Sudo (runas)サポートまたはPower Broker (profile)サポートの情報を入力します。
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詳細を入力すると、システムが管理タスクを実行します。