ホストでのターゲットの表示
Enterprise Managerでは、ホスト・ターゲット上のターゲットのサマリー情報を表示できます。インシデントや可用性の情報を分析することで個々のターゲットのパフォーマンスをすぐに判断できます。これにより、ターゲットが最高のパフォーマンスで機能するように、必要に応じて変更が可能です。
ホストに常駐できるターゲットには、データベース・インスタンス、Web CacheおよびOracle HTTP Serverなどがあります。
ホスト上のターゲットに対応する場合は、次を行います。
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インシデント情報を確認します。特定のインシデントに関連付けられたメッセージは、ターゲットの障害に関する詳細な説明を提供します。
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このターゲットに対してコンプライアンス違反があるかどうかを確認します。
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必要に応じて、複数のターゲットをホストから削除します。
この機能は、モニターが不要になったターゲットを管理リポジトリや管理エージェントから削除する際に特に役立ちます。モニター対象のターゲットがコンピュータから削除された場合、あるいは管理エージェントやホストが使用されなくなった場合に、この機能が必要になります。
複数のターゲットを削除する場合は、次のことを確認してください。
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ターゲットを削除するときには、管理エージェントが稼働中であることを確認します。ターゲットの削除時に管理エージェントが停止していると、そのターゲットは管理リポジトリからのみ削除され、管理エージェントからは削除されません。したがって、管理エージェントが再び稼働すると、ターゲットは元どおりになります。
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管理エージェントは、ホスト上に残っている唯一のターゲットでないかぎり削除できないので注意してください。
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