一般統計
Microsoft SQL ServerのGeneral Statisticsオブジェクトは、現在の接続数、SQL Serverのインスタンスを実行中のコンピュータと接続および切断している1秒当たりのユーザー数など、サーバー全体の一般的なアクティビティを監視するためのカウンタを提供します。これは、多くのクライアントがSQL Serverのインスタンスに対して接続および切断を行う、大規模なオンライン・トランザクション処理(OLTP)システムで作業している場合に役立ちます。
Microsoft SQL Server 2008/2012/2014/2016の場合
デフォルトの収集間隔 - 30分ごと
表1-37 一般統計メトリック
| メトリック | 説明 | 
|---|---|
| 一般統計カウンタ名(キー列) | パフォーマンス・メトリック名。 | 
| 一般統計カウンタ値 | パフォーマンス・メトリックの値。 | 
「一般統計カウンタ名」のキー列には、複数のメトリックがあります。次の表に、各メトリックとその説明を示します。
表1-38 一般統計カウンタ名メトリック
| メトリック | 説明 | 
|---|---|
| ログイン/秒 | 1秒当たりに開始されたログインの合計数。 | 
| ログアウト/秒 | 1秒当たりに開始されたログアウト操作の合計数。 | 
| ユーザー接続 | ユーザー接続数。各ユーザー接続はある程度のメモリーを消費するため、ユーザー接続の設定数が多すぎると、スループットに影響を及ぼす可能性があります。ユーザー接続は、予想される同時ユーザー数の最大値に設定する必要があります。 |