フェデレーテッドEnterprise Managerの表示

フェデレーテッド・ビューを使用すると、複数のEnterprise Managerインストール間でインシデント、問題、ジョブを管理できます。

Oracle Enterprise Manager Mobileアプリケーションでフェデレーテッド・ビューを利用するには、アカウント・グループを作成する必要があります。アカウント・グループを使用すると、リモートのEnterprise Managerインスタンス間で同時に複数のEnterprise Managerアカウントにサインインできます。これにより、Enterprise Manager Mobileでは、複数のEnterprise Managerサイト(フェデレーテッド・ビュー)からインシデント、問題およびジョブ・データを集約できます。

アカウント・グループでのログイン

アカウント・グループを使用してEnterprise Manager Mobileにログインしても、UIは単一のアカウント・ログインとほぼ同じですが、操作上の違いがいくつかあります。

  • 「エンタープライズ・サマリー」画面には、「エンタープライズ・サマリー」の下にサイト/グループ・セレクタがあります。
    フェデレーテッド・アカウント・グループ・セレクタ

    セレクタをタップすると、リストが表示され、個々のメンバー・コンテキストを表示する場合はサイト、グループまたはグループ・メンバーを選択/フィルタ処理できます。次の図は、複数のEnterprise Managerサイト(DEFデータ・センター(フェデレーション))で使用可能な、選択されたグループ(G1)を示しています。


    図は、両方のEMサイトで使用可能な、選択されたG1グループを示しています

    ノート:

    次のページにサイト/グループ・セレクタが表示されます。
    • 「エンタープライズ・サマリー」ダッシュボード
    • インシデント・マネージャ
    • インシデント・マネージャ問題リスト
  • すべてのターゲット・ステータス情報は、アカウント・グループのメンバー・ターゲットの総計です。
  • 「エンタープライズ・サマリー」(グループ・コンテキスト)を表示しているときに、いずれかのリージョン(「ステータス別ターゲット」、「インシデント」、「問題」または「ジョブ」)をドリルダウンすると、ダッシュボード・リージョンが開き、各グループ・メンバーに対応するリージョンが表示されます。たとえば、「ステータス別ターゲット」をタップすると、各アカウント・グループ・メンバーの「ステータス別ターゲット」リージョンが表示されます。