データベース管理ロールおよび責任

Oracle Enterprise Managerでは、組織でのロールおよび責任に基づいて、DBAにさまざまなレベルのアクセス権を付与できます。組織にセキュリティ・ベスト・プラクティスを実装するために、次のロールが推奨されます。

  • アプリケーションDBA

    アプリケーションDBAとは、データベースでアプリケーション・スキーマ、アプリケーション・オブジェクトおよびアプリケーション・パフォーマンスを管理する制限付きデータベース管理者です。アプリケーションDBAは、データベースでアプリケーションのパフォーマンスの問題を識別して解決できる必要があります。アプリケーションDBAは、適切なパフォーマンスでアプリケーションの稼動を継続させる責任があります。

  • アプリケーション開発者

    アプリケーション開発者とは、アプリケーションを開発する人です。アプリケーション開発者は、顧客から要件を取得して、顧客の要件に応じてアプリケーションを開発します。アプリケーション開発者はOracle Enterprise Managerを使用して、本番環境で最適なパフォーマンスを得るためにアプリケーション・モジュールでSQLを調整します。アプリケーション開発者は、開発、テストおよび本番環境のアプリケーション・モジュールに対して責任を持ちます。

  • モニタリング・ユーザー

    データベース・モニタリング・ユーザーは、本番環境でアプリケーションがスムーズに機能しているかどうか、データベースをモニタリングします。モニタリング・ユーザーは、Enterprise Manager環境で生成されたアラートに応答します。モニタリング・ユーザーは、データベースでメトリックのスケジュールを更新してブラックアウトを設定できます。モニタリング・ユーザーは、本番データベースに変更を加えることはできません。モニタリング・ユーザーはレポートされた問題に対応し、解決する責任のあるDBAに問題が割り当てられていることを確認することで、アプリケーションの稼動を保証します。

  • データベース管理者

    データベース管理者は、インストールの構成、モニタリング、バックアップ、リカバリ、パフォーマンス調整など、完全なデータベース・ライフサイクル管理を実行します。