5 HTTPS用SSLの有効化

外部チケッティング・システムとEnterprise Manager間の接続を確立するプロトコルとしてHTTPSを選択している場合は、この項で説明しているステップに従ってください。

証明書リクエスト・ファイルの生成

外部チケッティング・システムに対する証明書リクエスト・ファイルを作成し、たとえばVeriSignなどの認証局に送信します。

注意:

証明書リクエスト・ファイルは、外部チケッティング・システムに使用されているWebサーバーに依存します。

認証局からの証明書のインポート

証明書の取得後、外部チケッティング・システムに使用されているWebサーバーにインポートします。インポート・メカニズムは、外部チケッティング・システムに使用されているWebサーバーによって異なります。

注意:

https://<webserver>:portが外部チケット発行システムで有効になっており、機能していることを確認してください。

Enterprise Managerでのサーバー証明書のインポート

次のステップを使用してサーバー証明書(認証局から取得した証明書)をインポートします。

  1. 外部の認証局の証明書を次のファイルの末尾に追加します。

    $INSTANCE_HOME/sysman/config/b64LocalCertificate.txt
    
  2. 次の内容のみがb64LocalCertificate.txtファイルの末尾に追加されていることを確認します(つまり、空行、コメント、またはその他の特殊文字を含めないようにします)。

    -----BEGIN CERTIFICATE-----
    <<<Certificate in Base64 format>>>
    -----END CERTIFICATE-----
    
  3. OMSを再起動します。次のコマンドを実行します。

    emctl stop oms
    emctl start oms

    注意:

    外部証明書をb64LocalCertificate.txtファイルに追加した後、emctl secure oms/agentコマンドは実行しないでください。emctl secureコマンドを後で実行した場合は、ステップ1から3を繰り返して、外部証明書がb64certificate.txtファイルに存在することを確認します。