Enterprise ManagerでモニターされていないWLSにデプロイされたService Busの検出

Cloud ControlでモニターされていないOracle WebLogic Manager ServerにデプロイされたService Busを検出するには、まずEnterprise Manager Cloud ControlでそのOracle WebLogic Manager Serverを検出します。これで、デプロイされているService Busが自動的に検出されます。Oracle WebLogic Manager Serverを検出するには、次のステップを実行します。

  1. 「ターゲット」メニューから、「ミドルウェア」を選択します。

    「ミドルウェア」ページが開き、モニター中のすべてのミドルウェア・ターゲットが一覧で表示されます。

  2. 「ミドルウェア」ページで、「追加」ドロップダウン・リストから「Oracle Fusion Middleware / WebLogic Serverドメイン」を選択し、「実行」をクリックします。

    Oracle Fusion Middleware / WebLogic Serverドメインの追加ウィザードが表示され、検出およびモニターするOracle WebLogicドメインの詳細情報が集められます。

  3. Oracle Fusion Middleware / WebLogic Serverドメインの追加ウィザードの各ページで、必要な詳細を指定して「次へ」をクリックし、ウィザードの最終ページまで進みます。

    ウィザードの各ページで指定する詳細は、各ページの「ヘルプ」をクリックします。

  4. Oracle Fusion Middleware / WebLogic Serverドメインの追加ウィザードの最終ページで、「終了」をクリックして検出プロセスを完了し、モニタリングのためターゲットをCloud Controlに追加します。

    「ミドルウェア」ページが開き、Oracle WebLogic Manager ServerがCloud Controlに正常に追加されたことを示す確認メッセージが表示されます。

    モニター中のすべてのミドルウェア・ターゲットを表示する「ミドルウェア」ページで、追加したばかりのOracle WebLogic Managed ServerおよびService Busを確認できます。このとき、Service Busは表内で最後のターゲットとして表示されます。Oracle WebLogic Managed Serverの下にネストされたOSBを表示するには、このページで「リフレッシュ」をクリックします。あるいは、別のタブまたはページに移動してから、「ミドルウェア」ページに戻ります。

注意:

  • Service Busを検出してEnterprise Manager Cloud Controlに追加した後で、Service Busのホームページからステータスをモニターできます。「サービス」ページを使用すると、サービスのリストを表示できます。

    最初に行われる収集では、Oracle Enterprise Managerリリース12cで有効なすべてのメトリックに値0が表示されます。これは予測されている動作です。2回目以降の収集では、実際のメトリック値が表示されます。ただし、2回目以降も値0が表示される場合は、サービス・モニタリングが無効になっている可能性があります。この問題を解決するには、「サービス」ページで「コンソールの起動」をクリックしてService Busコンソールにアクセスし、サービス・モニタリングを有効にしてレベルを「pipeline」または「action」に設定します。

  • クラスタ化されたService Busドメインの場合は、管理サーバーのホストにインストールされている管理エージェントを使用してドメイン全体を検出する必要があります。この制約は、バージョン12.1.0.2のCloud Controlには適用できません。これは、バージョン12.1.0.1のCloud Controlまでのみ有効です。

Fusion Middleware検出の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。