検出プロセスの理解

次の表では、Enterprise Manager Cloud ControlでのService Busの検出およびモニタリングに伴う全体的なプロセスについて説明します。Service Busの検出およびモニターを問題なく行うため、このプロセスの各ステップで説明されている指示に従ってください。

表9-1 検出プロセス

ステップ 要件 説明

1

Service Bus

Service Busソフトウェアをインストールします。

注意: Service Busデプロイメント・プロシージャを起動する前に、Sun JDKがインストールされていることを確認してください。

2

Enterprise Manager Cloud Control

Enterprise Manager 12cをインストールします。

Enterprise Manager Cloud Controlの基本のリリースのインストールについては、Enterprise Manager Cloud Controlインストレーションおよび基本構成ガイドを参照してください。

Enterprise Manager Cloud Controlコンポーネントは、Service Busがインストールされているホストとは別のホストにインストールすることをお薦めします。たとえば、Service Busがhost1.xyz.comにインストールされている場合は、Oracle Management Service(OMS)および管理リポジトリをhost2.xyz.comにインストールして構成してください。

3

Oracle Management Agent

(管理エージェント)

Service Busがインストールされているホストに、Oracle Management Agent 12cをインストールします。

Service BusとEnterprise Manager Cloud Controlが同じホスト上にある場合は、管理エージェントを別途インストールする必要はありません。Enterprise Manager Cloud Controlに含まれている管理エージェントで十分です。ただし、ホストが異なる場合は、Service Busがインストールされているホストに管理エージェントを個別にインストールする必要があります。あるいは、別のホスト上のService Busターゲットをリモート管理するように、管理エージェントを他のホストにインストールすることもできます。

管理エージェントは次のいずれかの方法でインストールできます。

  • Enterprise Manager 12cに付属しているインストーラを起動し、「その他の管理エージェント」インストール・タイプを選択します。次に、10.2.0.5のエージェント・パッチを管理エージェントに適用します。

  • Enterprise Manager 12c内でエージェント・デプロイ・アプリケーションを使用します。

管理エージェントのインストールの詳細は、Enterprise Manager Cloud Controlインストレーションおよび基本構成ガイドを参照してください。

4

Enterprise Manager Cloud Controlでの検出

Service Busは、そのデプロイ先であるOracle WebLogicドメインが検出されるとき自動的に検出され、Enterprise Manager Cloud Controlに追加されます。