15.7 ADD_ERRORプロシージャのシグネチャ5
このプロシージャは、テキストを共有コンポーネントで定義したとおりに表示するために使用される、表形式のフォームのエラー・スタックにエラー・メッセージを追加します。このエラー・メッセージはすべての表示位置に表示できます。検証または処理時にコールして、1つ以上のエラーをエラー・スタックに追加することができます。
ノート:
このプロシージャは、Application Expressアプリケーションが最後の検証または処理を行う前にコールする必要があります。そのようにしないと、apex_error.c_on_error_page
の表示位置が指定されている場合を除いて、エラーは無視されます。
構文
APEX_ERROR.ADD_ERROR (
p_error_code IN VARCHAR2,
p0 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p1 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p2 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p3 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p4 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p5 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p6 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p7 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p8 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p9 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_escape_placeholders IN BOOLEAN DEFAULT TRUE,
p_additional_info IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_display_location IN VARCHAR2,
p_region_id IN NUMBER,
p_column_alias IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_row_num IN NUMBER );
パラメータ
表15-5 ADD_ERRORプロシージャのシグネチャ5のパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
共有コンポーネントのテキスト・メッセージの名前。 |
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テキスト・メッセージに定義された%0から%9までのプレースホルダの値。 |
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エラーがエラー・ページに表示される場合に必要なその他のエラー情報。 |
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エラー・メッセージの表示位置を指定します。 |
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現在ページの表形式フォーム・リージョンのID。IDは、ビュー |
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エラーが発生した表形式フォームの行数。 |
例
この例では、テキスト・メッセージに格納されているカスタム・エラー・メッセージをエラー・スタックに追加する方法を示しています。表形式フォームのCUSTOMER_ID
列が強調表示されます。エラー・メッセージは通知にインラインで表示されます。この例は、検証または処理の際に使用できます。
apex_error.add_error (
p_error_code => 'INVALID_CUSTOMER_ID',
p0 => l_customer_id,
p_display_location => apex_error.c_inline_with_field_and_notif,
p_region_id => l_region_id,
p_column_alias => 'CUSTOMER_ID',
p_row_num => l_row_num );
親トピック: APEX_ERROR