39.13 CREATE_USERプロシージャ
このプロシージャは、Application Expressユーザー・アカウント表に新しいアカウント・レコードを作成します。このプロシージャを使用して、Application Expressアカウント認証スキームを利用するアプリケーションのユーザー・アカウントをプログラムで作成します。Application Expressアプリケーションのコンテキスト内でこのプロシージャを実行するには、現行ユーザーがApplication Expressワークスペース管理者である必要があり、アプリケーションではワークスペース・リポジトリの変更を許可する必要があります。
構文
APEX_UTIL.CREATE_USER(
p_user_id IN NUMBER DEFAULT NULL,
p_user_name IN VARCHAR2,
p_first_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_last_name IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_description IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_email_address IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_web_password IN VARCHAR2,
p_web_password_format IN VARCHAR2 DEFAULT 'CLEAR_TEXT',
p_group_ids IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_developer_privs IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_default_schema IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_allow_access_to_schemas IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_account_expiry IN DATE DEFAULT TRUNC(SYSDATE),
p_account_locked IN VARCHAR2 DEFAULT 'N',
p_failed_access_attempts IN NUMBER DEFAULT 0,
p_change_password_on_first_use IN VARCHAR2 DEFAULT 'Y',
p_first_password_use_occurred IN VARCHAR2 DEFAULT 'N',
p_attribute_01 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_02 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_03 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_04 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_05 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_06 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_07 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_08 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_09 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_attribute_10 IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_allow_app_building_yn IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_allow_sql_workshop_yn IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_allow_websheet_dev_yn IN VARCHAR2 DEFAULT NULL,
p_allow_team_development_yn IN VARCHAR2 DEFAULT NULL);
パラメータ
表39-11 CREATE_USERプロシージャのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ユーザー・アカウントの数値の主キー |
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ログインに使用する英数字の名前 |
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情報。 |
|
情報。 |
|
情報。 |
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電子メール・アドレス。 |
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クリア・テキストのパスワード。 |
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コロンで区切られた数値のグループIDのリスト |
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権限のコロン区切りリスト。 null: エンド・ユーザー(開発済アプリケーションに対してのみ認証可能なユーザー)を作成する場合。 CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL - アプリケーション・ビルダーおよびSQLワークショップへのアクセス権を含む開発者権限を持つユーザーを作成する場合。 ADMIN:CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL - アプリケーション・ビルダー、SQLワークショップおよびチーム開発へのアクセス権を含む、ワークスペース管理者および開発者の完全な権限を持つユーザーを作成する場合。 ノート: 現在このパラメータの名前は一貫しておらず、 |
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ユーザーのワークスペースに割り当てられ、参照用にデフォルトで使用されるデータベース・スキーマ。 |
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ユーザーのワークスペースに割り当てられ、ユーザーによるアクセスが制限されているスキーマのコロンで区切られたリスト(すべての場合はNULLのまま)。 |
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パスワードが最後に更新された日(作成時に、今日の日付にデフォルト設定されます)。 |
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アカウントがロックされているかどうかを示す'Y'または'N'。 |
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ログインに連続して失敗した回数。作成時に、0 (ゼロ)にデフォルト設定されます。 |
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パスワードを初めて使用するときに変更する必要があるかどうかを示す'Y'または'N'。作成時に、'Y'にデフォルト設定されます。 |
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パスワードの変更後にログインが行われたかどうかを'Y'または'N'で示します。作成時に、'N'にデフォルト設定されます。 |
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APIを使用してアクセスできる任意のテキスト |
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アプリケーション・ビルダーへのアクセスが許可されるかどうかを'Y'または'N'で示します。 |
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SQLワークショップへのアクセスが許可されるかどうかを'Y'または'N'で示します。 |
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Webシート開発へのアクセスが許可されるかどうかを'Y'または'N'で示します。 |
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チーム開発へのアクセスが許可されるかどうかを'Y'または'N'で示します。 |
例1
次の簡単な例では、パスワードがsecret99のNEWUSER1というエンド・ユーザーを作成します。エンド・ユーザーは、開発済アプリケーションに対してのみ認証できることに注意してください。
BEGIN
APEX_UTIL.CREATE_USER(
p_user_name => 'NEWUSER1',
p_web_password => 'secret99');
END;
例2
次の例では、NEWUSER2というワークスペース管理者を作成します。ユーザーNEWUSER2は次のように設定されています。
-
ワークスペース管理者および開発者の完全な権限を持っている(
p_developer_privs
パラメータが'ADMIN:CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL
'に設定されている)。 -
参照デフォルト
MY_SCHEMA
(p_default_schema
パラメータが'MY_SCHEMA
'に設定されている)およびMY_SCHEMA2
(p_allow_access_to_schemas
パラメータが'MY_SCHEMA2
'に設定されている)の2つのスキーマへのアクセス権を持っている。 -
最初のログイン時にパスワードを変更する必要がない(
p_change_password_on_first_use
パラメータが'N'に設定されている)。 -
最初の追加属性に電話番号が格納されている(
p_attribute_01
パラメータが'123 456 7890'に設定されている)。
BEGIN
APEX_UTIL.CREATE_USER(
p_user_name => 'NEWUSER2',
p_first_name => 'FRANK',
p_last_name => 'SMITH',
p_description => 'Description...',
p_email_address => 'frank@smith.com',
p_web_password => 'password',
p_developer_privs => 'ADMIN:CREATE:DATA_LOADER:EDIT:HELP:MONITOR:SQL',
p_default_schema => 'MY_SCHEMA',
p_allow_access_to_schemas => 'MY_SCHEMA2',
p_change_password_on_first_use => 'N',
p_attribute_01 => '123 456 7890');
END;
親トピック: APEX_UTIL