1 Oracle Application Express APIリファレンスのリリース20.1での変更点

Oracle Application Express APIリファレンス内のすべての内容は、リリース20.1の機能にあわせて更新されました。

新機能と更新

このリリースでは、次のトピックが追加または更新されています。

  • APEX_AUTHENTICATION (更新)

    • SEND_LOGIN_USERNAME_COOKIE - p_consentの説明が更新されました。

    • PERSISTENT_COOKIES_ENABLEDファンクション - この新しいファンクションは、インスタンスで永続Cookiesが有効になっているかどうかを戻します。

    APEX_AUTHENTICATIONを参照してください。

  • APEX_IG (新規)

    • ADD_FILTERプロシージャのシグネチャ1 - レポートIDを使用して、対話グリッドにフィルタを作成する新しいプロシージャ。

    • ADD_FILTERプロシージャのシグネチャ1 - レポート名を使用して、対話グリッドにフィルタを作成する新しいプロシージャ。

    • CHANGE_REPORT_OWNERプロシージャ - レポートIDを使用して、保存された対話グリッド・レポートの所有者を変更する新しいプロシージャ。このプロシージャでは、デフォルトの対話グリッド・レポートの所有者を変更できません。

    • CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1 - レポートIDを使用して、レポート・フィルタ設定を開発者が定義したデフォルト設定にクリアする新しいプロシージャ。

    • CLEAR_REPORTプロシージャのシグネチャ1 - レポート名を使用して、フィルタ・レポート設定を開発者が定義したデフォルト設定にクリアする新しいプロシージャ。

    • DELETE_REPORTプロシージャ - 保存された対話グリッド・レポートを削除する新しいプロシージャ。現在ログインしているワークスペースおよびアプリケーションで、特定の保存されたレポートを削除します。

    • GET_LAST_VIEWED_REPORT_IDファンクション - 指定されたページおよびリージョンで最後に表示された基本レポートのIDを戻す新しいファンクション。

    • RESET_REPORTプロシージャのシグネチャ1 - レポートIDを使用して、レポート設定を開発者が定義したデフォルト設定にリセットする新しいプロシージャ。

    • RESET_REPORTプロシージャのシグネチャ2 - レポート名を使用して、レポート設定を開発者が定義したデフォルト設定にリセットする新しいプロシージャ。

    APEX_IGを参照してください。

  • APEX_STRING_UTIL (新規)

    • REPLACE_WHITESPACEファンクション - このファンクションは、入力のトークン化に使用できます

    • FIND_FILE_EXTENSIONファンクション - このファンクションは、ファイル名の拡張子を戻します。

    • FIND_PHRASEファンクション - このファンクションは、指定された句がp_string内にあるかどうかを戻します。

    • FIND_PHRASESファンクション - このファンクションは、p_phrase (配列の戻り値)内のp_stringの出現を検出します。

    • FIND_EMAIL_ADDRESSESファンクション - このファンクションは、指定された入力文字列ですべての電子メール・アドレスを検出します。

    • FIND_EMAIL_FROMファンクション - このファンクションは、"From: "の最初の出現と、"From:"の後の最初の電子メールを検出します。

    • FIND_EMAIL_SUBJECTファンクション - このファンクションは、指定された電子メール文字列で件名テキストを検出します。

    • FIND_TAGSファンクション - このファンクションは、タグ識別子が接頭辞として付いているすべての文字列を検出します。

    • FIND_LINKSファンクション - このファンクションは、テキスト内でhttpsおよびhttpのハイパーテキスト・リンクを検出します。

    • GET_DOMAINファンクション - このファンクションは、リンクまたは電子メールからドメインを抽出します。

    • FIND_IDENTIFIERSファンクション - 識別子の接頭辞が指定された場合、このファンクションは、その後に連続した番号が含まれる識別子を検出します。

    • TO_DISPLAY_FILESIZEファンクション - このファンクションは、バイト単位のサイズが指定された場合に、わかりやすいファイル・サイズ(5.1MBや6GBなど)を戻します。

    • TO_SLUGファンクション - このファンクションは、入力文字列を、特殊文字を削除して"-"で区切った文字列に変換する場合に使用します。

    APEX_STRING_UTILを参照してください。

  • APEX_INSTANCE_ADMIN (更新) - 次の新しいパラメータが追加されました。

    • WORKSPACE_NAME_USER_COOKIE

    • PASSWORD_NOT_LIKE_USERNAME

    • PASSWORD_NOT_LIKE_WORDS

    • PASSWORD_NOT_LIKE_WS_NAME

    • PASSWORD_ONE_ALPHA

    • PASSWORD_ONE_LOWER_CASE

    • PASSWORD_ONE_NUMERIC

    • PASSWORD_ONE_PUNCTUATION

    • PASSWORD_ONE_UPPER_CASE

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_MIN_LENGTH

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NEW_DIFFERS_BY

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_ALPHA

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_NUMERIC

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_PUNCTUATION

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_UPPER_CASE

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_ONE_LOWER_CASE

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_USERNAME

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_WS_NAME

    • SERVICE_ADMIN_PASSWORD_NOT_LIKE_WORDS

    APEX_INSTANCE_ADMIN使用可能なパラメータ値を参照してください。

  • APEX_JSON (更新)

    • GET_CLOB_OUTPUT - この新しいファンクションは、INITIALIZE_CLOB_OUTPUTを使用して作成した一時CLOBを戻します。

    GET_CLOB_OUTPUTファンクションを参照してください。

非推奨となったかサポートが終了した機能

  • OAUTH_AUTHENTICATEプロシージャのシグネチャ2は、p_wallet_pathおよびp_wallet_pwdにデフォルト値がないため、非推奨となりました。かわりにOAUTH_AUTHENTICATE_CREDENTIALの使用をお薦めします。

    OAUTH_AUTHENTICATE_CREDENTIALを参照してください。

Oracle Application Expressリリース・ノート非推奨となった機能およびサポートが終了した機能を参照してください。