Oracle® Application Express

リリース・ノート

リリース20.1

F33771-01(原本部品番号:F24726-02)

2020年5月

1.1 このリリース・ノートについて

このリリース・ノートでは、Oracle Application Expressのドキュメントに記載されていない重要な情報を示します。

2.1.1 Oracle Databaseの要件

Oracle Application Expressリリース20.1には、Oracle Databaseリリース11.2.0.4以降が必要です(Enterprise EditionおよびExpressエディション(Oracle Database XE)を含む)。

2.1.2 リリース番号の規則について

Oracle Application Expressの新規リリースは、カレンダ年に対応しています。

2018年のリリース18.1および18.2以降では、Oracle Application Expressのリリース番号はカレンダ年に対応しています。

また、Application Expressでは完全リリースしか提供されなくなり、パッチ・セット・リリース(5.1.1など)は提供されなくなりました。パッチ・セットのリリースを消去すると、既存のインストールを更新する際の停止時間が短縮されます。Application Expressアーキテクチャでは、必要に応じて開発者がリリースを元に戻すこともできます。

大きい欠陥については、今後もパッチ・セットの例外(PSE)が提供される場合があります。PSEの詳細は、Oracle Application Expressの既知の問題を参照してください。

2.1.3 最新リリースのチェックについて

Oracle Application Expressは、Oracle Databaseよりも頻繁にリリースされます。最新のリリースに関する情報またはダウンロードについては、次の場所を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/downloads/index.html

2.1.4 最新のOracle Application Expressリリースへのアップグレードについて

Oracle Application Expressをすでにインストールしている場合は、入手可能な最新バージョンに定期的にアップグレードすることをお薦めします。

詳細は、Oracle Application Expressインストレーション・ガイド以前のOracle Application Expressリリースからのアップグレードを参照してください。

2.1.5 リリース・バージョンの確認について

現在実行しているOracle Application Expressのリリースを確認するには、次のいずれかを実行します。

  • ワークスペースのホームページで、リリース番号を表示します:

    • Oracle Application Expressにサインインします。

      ワークスペースのホームページが表示されます。現在のリリース・バージョンが右下隅に表示されます。

  • 「Application Expressについて」ページを表示します。

    1. Oracle Application Expressにサインインします。

      ワークスペースのホームページが表示されます。

    2. ページ上部の「ヘルプ」メニューをクリックし、「情報」を選択します。

      Application Expressについてページが表示されます。

関連項目:

『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』開発環境へのアクセスの概要に関する項

2.1.7 Oracle Databaseバージョン12c CDBからアップグレードする場合の重要情報

Oracle Database 12c リリース1 (12.1)マルチテナント・コンテナ・データベース(CDB)をアップグレードする場合は、My Oracle SupportからOracle Bug#20618595用のパッチをダウンロードして、データベースに適用する必要があります。このパッチを検索するには、「パッチ」タブで「20618595」を検索します。

3.1 構成要件

mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)を構成するときには、基になるデータベース文字セットに関係なく、PlsqlNLSLanguageの文字セット部分の値をAL32UTF8に設定する必要があります。

現在、データベース・アクセス記述子には、PlsqlRequestValidationFunction用のパラメータが含まれています。このパラメータは、mod_plsqlによって起動可能なプロシージャの数を制限するために使用されます。デフォルトでは、起動可能なプロシージャはOracle Application Expressのパブリック・エントリ・ポイントのみです。これは、Oracle Application Expressに付属の検証機能を使用して拡張できます。 

データベース・アクセス記述子に対してPlsqlRequestValidationFunctionを有効にすると、パブリックに実行可能なプロシージャに依存している既存のアプリケーションで障害が発生します。データベース・アクセス記述子の定義からPlsqlRequestValidationFunctionを省略するか、または推奨される方法(提供されている検証機能の拡張)を実行できます。

4.1.1 Redwood UI

Oracle Application Expressのユーザー・インタフェースは、Oracleの新しいユーザー・エクスペリエンス・デザイン言語のRedwoodとの協調性が向上するように刷新されています。

4.1.2 ファセット検索

ファセット検索が強化され、カスケードLOV、条件付きファセット、短縮カウント表示などの機能拡張が使用できるようになりました。

カスケードLOV

ファセットには、別の親ファセットに対するデータ依存を可能にするカスケードLOVを含めることができます。

条件付きファセット

別のファセットの値に基づいて不要なファセットを非表示にします。

短縮カウント表示

1,000ではなく1Kのような短縮カウントを表示して、合計カウントの表示を見やすくします。

合計行数表示

合計行数用の個別の行が自動的に含まれます。

ファセットの上位件数でソート

各ファセットのエントリの合計数に基づいて降順にファセットをソートします。

4.1.3 Oracle JETとサード・パーティ・ライブラリの更新

このリリースでは、Oracle JETおよびjQueryライブラリに次の更新が行われています。

  • JET 8.0.0
  • jQuery 3.4.1
  • jQuery UI 1.12.1
  • FullCalendar 3.10.0

4.1.4 新しいJavaScript API

新しいネームスペース:

  • apex.locale

新しい関数:

  • apex.da.cancel
  • apex.theme.mq
  • 新しいファンクション・オプション:
    • model.createファンクションにrequestOptionsが追加されました。
  • 新しいファンクションのプロパティ:

    • apex.actionsおよびmenuウィジェット・アイテムにtargetが追加されました。これは、hrefプロパティとともに使用して、新しいウィンドウでhref URLを開きます。
    • treeViewウィジェットのtreeNodeAdapterデフォルト・ノードにlinkTargetが追加されました。これは、hrefプロパティとともに使用して、新しいウィンドウでhref URLを開きます。

その他の変更点:

  • カスタム・コンテンツのメニューについては、試験的としての記述がなくなりました。

4.1.5 ユニバーサル・テーマ

ユニバーサル・テーマでは、UIの改善、アクセシビリティの改善、新しいテンプレート・オプション、テーマ・ローラーの拡張が行われており、アプリケーションの外観がこれまでより良くなります。

新しいリンク・ターゲット属性
リスト・テンプレートのメニュー・バー、メニュー・ポップアップ、トップ・ナビゲーション・メガ・メニューおよびサイド・ナビゲーション・メニューには、リンクのターゲット・ウィンドウを指定するための新しい#A06#リンク・ターゲット属性が備わっています。これにより、トップ・ナビゲーションおよびサイド・ナビゲーションのリンクを新しいウィンドウで開けるようになります。リンク・ターゲットの通常の値は、_blankです。

4.1.6 コントロール・ブレークを使用した新しい対話グリッドの編集

コントロール・ブレークが含まれている対話グリッドに新しいレコードを追加するときに、対話グリッドは新しいレコードの値をブレーク値から取得するようになりました。これは、特にブレーク列が必要な場合に重要です。また、追加した行がブレーク内にあることも確認します。

4.1.7 簡易URL構文

Oracle Application Expressアプリケーションは、簡易URL構文と従来のf?p構文の2種類のURL構文をサポートするようになりました。Application Expressリリース20.1以降を使用して作成したアプリケーションは、簡易URL構文を使用します。簡易URLを使用するように既存のアプリケーションを変更するには、アプリケーション定義の「簡易URL」属性を編集します。

4.1.8 メガ・メニュー・ナビゲーション

ユニバーサル・テーマは、メガ・メニュー・ナビゲーションをサポートするようになりました。メガ・メニュー・ナビゲーションは、すべてのナビゲーション・アイテムを一度に表示する縮小可能なフローティング・パネルとしてアプリケーション・ナビゲーションをレンダリングします。メガ・メニュー・ナビゲーションは、アプリケーションの作成ウィザードでアプリケーションを作成するときに選択できます。

4.1.9 リモート・アプリケーション・デプロイメント

REST対応SQL参照を使用して、リモートのApplication Expressインスタンスにアプリケーションをデプロイします。

4.1.10 エクスポート・ファイルの個別のスクリプトへの分割

「Zipとしてエクスポート」オプションを使用して、アプリケーション、ページおよびコンポーネントのエクスポートを個別のファイルに分割します。このオプションは、アプリケーション・ビルダーのページ「アプリケーションのエクスポート」、「ページのエクスポート」および「コンポーネントのエクスポート」で使用できます。「Zipとしてエクスポート」オプションは、エクスポートしたファイルを単一のZipファイルにアーカイブするために使用します。このZipファイルは、ローカル・ファイル・システムに解凍して、更新したファイルをソース・コード・リポジトリにコミットできます。

4.1.11 URLフィルタリングの対話グリッド・サポート

対話グリッドには、URLフィルタリングの組込みサポートが含まれるようになりました。

4.1.12 アプリケーション・バックアップ

Oracle Application Expressは、日次メンテナンスとして変更されたアプリケーションのバックアップを自動的に作成します。

4.1.13 対話グリッドのネイティブPDF出力

PDFファイルは、対話グリッドから直接出力できるようになりました。この機能では、書式設定オプション(強調表示、列グループ、列ブレークなど)が含まれたPDFファイルを生成します。

5.1 変更された動作

このセクションは、このドキュメントを作成していた時点での最新です。変更された動作についての最新のリストは、既知の問題ページ(https://www.oracle.com/tools/downloads/apex-downloads/apex-201-known-issues.html)を参照してください。

このリリースで変更された動作を次に示します。

5.1.1 ブラウザ要件

Oracle Application ExpressにはJavaScript対応のブラウザが必要であり、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safari、Microsoft Internet ExplorerおよびMicrosoft Edgeの現在のリリースおよび以前のメジャー・リリースをサポートしています。

ノート:

 Microsoft Internet Explorer 11は以前のメジャー・リリースで、Microsoftの現在のブラウザはMicrosoft Edgeです。

5.1.2 ワークスペースへのエンド・ユーザー・アクセス

リリース20.1以降、Application Expressのエンド・ユーザー(開発者や管理者でないユーザー)は、ワークスペースに直接ログインできなくなりました。

エンド・ユーザーがワークスペースにログインしようとすると、「パスワードの変更」ページに転送されます。

また、エンド・ユーザーは「チーム開発」へのアクセスを許可されなくなりました。ワークスペース内で定義されたアプリケーションの実行のみが可能です。

5.1.3 変更された動的アクションのAlertおよびConfirm

動的アクションのAlertConfirmの動作は、apex.message APIと同じダイアログを開くようになりました。

5.1.4 ページ・デザイナ・ユーザー・インタフェースの機能拡張

機能拡張の内容は次のとおりです。

  • レンダリングの「処理順序でソート」および「コンポーネント・タイプ別にグループ化」ボタンは、ページ・デザイナの左側のパネル(「レンダリング」タブ)から削除されました。
  • ページ・デザイナでコンポーネントを作成しているときに、「保存」ボタンの横にある「メッセージ」ボタンをクリックすることで、エラー・メッセージを表示できるようになりました。
  • 「コンポーネント・ビュー」は、デフォルトで非表示になっています。

5.1.5 「ユーザー・インタフェース」ページの変更

「アプリケーション定義」の「ユーザー・インタフェース」ページには、以前は「ユーザー・インタフェースの詳細」ページにあった属性が含まれるようになりました。

5.1.6 互換性モード

アプリケーション属性「互換性モード」は、Application Expressランタイム・エンジンの互換性モードを制御します。特定のランタイム動作は、リリース間で異なります。互換性モード属性を使用して、特定のアプリケーション動作を取得できます。この項では、互換性モードの変更内容をリリース別に示します。すべてのモードでの変更内容は包括的であること、つまり、古いリリースでのすべての変更内容が新しいリリースに含まれることに注意してください。

互換性モードの変更内容(モード4.1)

Oracle Application Expressリリース4.1では、アイテムのソースの列名が無効である場合、ページのレンダリング時にAutomatic DMLフォームによってエラーが生成されます。Oracle Application Expressリリース4.1以前では、アイテムのソースの列名が無効であっても、ページのレンダリング時にエラーが生成されませんでしたが、アイテムのセッション・ステートも設定されませんでした。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、「キャッシュ」および「フレームへの埋込み」という2つの新しいアプリケーション・セキュリティ属性があり、ブラウザ・セキュリティを制御できます。Cache属性を有効にすると、ブラウザでアプリケーションのページ・コンテンツをメモリー内とディスク上の両方のキャッシュに保存できます。Embed in Frames属性は、ブラウザのフレーム内にアプリケーションのページを表示させるかどうかを制御します。4.1より前の互換性モードで実行中のアプリケーションは、キャッシュが有効化され、「フレームへの埋込み」が許可に設定されているかのように機能します。互換性モード4.1以上で実行中のアプリケーションでは、特定のブラウザ・セキュリティ属性が考慮されます。

また、Oracle Application Expressリリース4.1では、Oracle Bug#12990445のため、行の自動処理(DML)のプロセス・タイプに次の変更が実装されました。列をINSERT文に含める必要があるかどうかを判断するように、INSERTを実行するコードが変更されました。これらは、UPDATEの前のチェックと同じチェックであることに注意してください。新しいチェックは次のとおりです。

  • ソース・タイプは「DB列」であるか。

  • ページ・アイテムはPOSTリクエストに含まれているか。たとえば、ページ・アイテムが条件付きで、ページのレンダリング中に条件がFALSEと評価された場合、POSTリクエストには含まれません。

  • ページ・アイテムは、「状態の保存」が「いいえ」に設定されている「表示のみ」タイプでないか。

これらの動作を有効化するには、「互換性モード」を4.1以上に設定します。前のリリースと一致する動作の場合は、「互換性モード」を「4.1前」に設定します。

互換性モードの変更内容(モード4.2)

Oracle Application Expressリリース4.2では、新規グリッド・レイアウトが変更されたため、ページのレンダリング時、特定の表示ポイントのすべてのリージョンが、その表示ポイントのレンダリング前に評価され、そのリージョンを表示するかどうかが特定されます(このため、グリッド・レイアウトでレンダリングする列数を決定できます)。評価の戻り値がtrueのリージョンは実行および表示されます。ただし、PL/SQLベース・リージョンがセッション・ステートを設定し、それがリージョンを表示するかどうかを決定するために後続のリージョン条件で使用されている場合には、これは機能しません。そのような状況の場合、表示ポイントがレンダリングされる前に、条件はすでにチェックされています。計算またはPL/SQLプロセスを使用して、リージョンが表示される前にセッション・ステートを設定します。前のバージョンでは、各リージョンが表示される直前に条件が評価されていました。

Oracle Application Expressリリース4.2では、プロセス・ポイントが「リージョンの前」の計算およびプロセスは、リージョンがレンダリングされる前に実行されます。プロセス・ポイントが「リージョンの後」の計算およびプロセスは、すべてのリージョンのレンダリング後に実行されます。前のバージョンでは、計算およびプロセスは、リージョン表示ポイントの「ページ・テンプレート・ボディ」(1-3)の前後に実行されていました。

Oracle Application Expressパッチ・セット4.2.2では、互換性モード4.2のために2つの新規互換性モード変更が追加されました。

  • テキスト領域が、テキスト入力を制限する「最大幅」属性を常に使用するように変更されました。

  • レポート列リンクに対してセキュリティが拡張され、リンクにJavaScriptと他のレポート列置換への参照の両方が含まれ、次のようになります。

    javascript:alert( 'Delete #NAME#' );

    前述の例で、NAMEはレポート内の列名です。

Oracle Application Expressリリース4.2.1以前では、クロスサイト・スクリプティングの脆弱性から保護するために、レポート・ソースの列値を明示的にエスケープして、JavaScriptリンクで安全に使用できるようにする必要がありました。互換性モード4.2で実行する場合、列が特殊文字をエスケープするように定義されていると、Oracle Application ExpressはJavaScriptリンクで参照されている列名置換をJavaScriptで自動的にエスケープします。

これを修正するために、Oracleでは、JavaScriptで手作業で記述したエスケープをレポート・ソースから削除し、ネイティブ・エスケープを使用することをお薦めします。

互換性モードの変更内容(モード5.0)

Oracle Application Expressリリース5.0では、#WORKSPACE_IMAGES#を使用して静的アプリケーション・ファイルを参照した場合に、アプリケーション・ファイルが返されなくなりました。かわりに、#APP_IMAGES#を使用します。

wwv_flow_custom_auth_std.logout、wwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_pagewwv_flow_custom_auth_std.logout_then_go_to_urlおよびapex_custom_auth.logoutのAPIコールはサポートされなくなり、Oracle Application Expressセッションからログアウトするかわりに実行時エラーが生成されます。apex_authentication.logoutエントリ・ポイントをかわりに使用します。

リリース5.0以前では、データのアップロードを使用する開発者には、日付書式を選択するオプションが提供されていませんでした。かわりに、パーサーがユーザーのエントリに最適な書式を選択していたか、エンド・ユーザーがユーザー独自の書式を入力できました。Oracle Application Expressリリース5.0に含められた新しいアイテムにより、ユーザーは、アプリケーションの日付書式か、ユーザーが入力した書式を選択できます。リリース5.0より前に作成されたアプリケーションにはアイテムがないため、5.0の互換性モードでは、ユーザーがデータを入力したかどうかがチェックされます。データが入力されていない場合は、アプリケーションの日付書式が適用されます。

セッション・タイムアウトが発生し、タイムアウトURLが指定されていない場合、Oracle Application Expressはアプリケーションのホームページにリダイレクトするかわりにエラーを生成します。Ajaxリクエストのセッション設定が失敗した場合も、Oracle Application Expressはエラーを生成します。JSONを想定するAjaxリクエストの場合、応答は、エラーについて説明するメンバーを含むJSON文字列となります。他のリクエストの場合、エラーはエラー・ページに表示されます。

属性「使用されるソース」が「セッション・ステートの値がNULLの場合のみ」に設定されているデータベース列に基づくページ・アイテムは、そのページ・アイテムがレンダリングされるとエラーを生成します。複数のレコードを表示および保存する場合、この設定をデータベース列に使用することは非常に危険であり、誤ってデータを上書きする可能性があります。常に「使用されるソース」属性を「セッション・ステートの既存の値を常に置換」に設定してください。

互換性モードの変更内容(モード5.1/18.1)

Oracle Application Expressリリース18.1では、「検証の実行」属性が「はい」に設定されているボタンをクリックすると、クライアント側の検証(必須アイテム・チェックなど)がいくつか実行され、すべての問題を修正するまでページは送信されません。以前のバージョンでは、このフラグは単にサーバー側の検証を実行するかどうかを決定するために使用されていました。

ヒント:

互換性モードを5.1/18.1に変更するときには注意してください。「取消」、「前へ」などのボタンで、「検証の実行」フラグが「はい」に誤って設定されており、「送信後」ブランチを使用している場合、このようなボタンをユーザーがクリックしても検証が実行されることはありません。この問題に対処するには、新しいクライアント側の検証を使用するか、「検証の実行」を「いいえ」に設定します。

リリース5.1では、「結果を待機」属性が「はい」に設定されているAjaxベースの動的アクションによって、非同期Ajaxコールが実行されます。5.1より前では、そのようなコールは同期的に行われます。

互換性モードの変更内容(モード19.1)

Oracle Application Express 19.1では、リッチ・テキスト・エディタによって、Max Lengthアイテム属性の検証が強制されます。HTMLマークアップの長さがMax Length値を超えると、エラー・メッセージが生成されます。

互換性モードの変更内容(モード19.2)

Oracle Application Express 19.2の「クラシック・レポート」では、空の列値は、改行なしの空白文字( )を使用するのではなく空のセルとしてレンダリングされます。

5.1.7 Oracle Database 11g以上のネットワーク・サービスの有効化

Oracle Application Expressでアウトバウンド・メールを送信したり、Webサービスを使用したり、PDFレポートの印刷を使用するには、Oracle Database 11g以上のバージョンでネットワーク・サービスを有効にする必要があります。

5.1.7.1 ネットワーク・サービスを有効化する場合と理由

ネットワーク・サービスを有効化すると、Oracle Application Expressでのアウトバウンド・メールの送信、Oracle Application ExpressでのWebサービスの使用、PDFレポートの出力に対するサポートが有効になります。

Oracle Database 11gリリース2以上では、ネットワーク・サービスとの通信機能が、デフォルトで無効化されています。このため、Oracle Database 11gリリース2以上でOracle Application Expressを実行している場合は、新しいDBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、APEX_200100データベース・ユーザーにすべてのホストに対する接続権限を付与する必要があります。これらの権限の付与に失敗すると、次の場合に問題が発生します。

  • Oracle Application Expressにおけるアウトバウンド・メールの送信

    ユーザーは、APEX_MAILパッケージのメソッドをコールできますが、アウトバウンド電子メールの送信時に問題が発生します。

  • Oracle Application ExpressにおけるWebサービスの使用

  • PDFレポートの印刷

ノート:

古いApplication Expressバージョンの構成に基づいて、データベース12c以上のデータベース上でApplication Expressをアップグレードすると、アップグレードによってネットワーク・サービスが自動的に構成されます。

ヒント:

このセクションで示されている例を実行するには、データベースのcompatible初期化パラメータが11.1.0.0.0以上に設定されている必要があります。11gまたは12cのデータベースでは、デフォルトではパラメータは事前に適切に設定されますが、以前のバージョンから11gまたは12cにアップグレードされたデータベースではそうでない場合があります。データベース初期化パラメータの変更の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』Oracle Databaseの作成と構成に関する項を参照してください。

5.1.7.2 Oracle Database 12c以前での接続権限の付与

APEX_200100データベース・ユーザーに対して、任意のホストへの接続権限を付与する方法を示します。

次の例は、APEX_200100データベース・ユーザーに対して、任意のホストへの接続権限を付与する方法を示しています。この例では、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続するとします。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to '*' and give APEX_200100
  -- the "connect" privilege if APEX_200100 does not have the privilege yet.
 
  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;
 
  IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_200100',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_200100', TRUE, 'connect');
  END IF;
 
EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to '*'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('power_users.xml',
    'ACL that lets power users to connect to everywhere',
    'APEX_200100', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('power_users.xml','*');
END;
/
COMMIT;

次の例は、ローカル・ネットワーク・リソースへのアクセス権について、より少ない権限を付与する方法を示しています。この例では、電子メール・サーバーやレポート・サーバーなど、ローカル・ホストのサーバーへのアクセスのみを有効にします。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to 'localhost' and give APEX_200100
  -- the "connect" privilege if APEX_200100 does not have the privilege yet.
  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = 'localhost' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;
   
  IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_200100',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_200100', TRUE, 'connect');
  END IF;
  
EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to 'localhost'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('local-access-users.xml',
    'ACL that lets users to connect to localhost',
    'APEX_200100', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('local-access-users.xml','localhost');
END;
/
COMMIT;
5.1.7.3 Oracle Database 12c以上での接続権限の付与

DBMS_NETWORK_ACL_ADMINのプロシージャCREATE_ACLASSIGN_ACLADD_PRIVILEGEおよびCHECK_PRIVILEGEは、Oracle Database 12cでは非推奨です。APPEND_HOST_ACEを使用することをお薦めします。

次の例は、APEX_200100データベース・ユーザーに対して、任意のホストへの接続権限を付与する方法を示しています。この例では、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続するとします。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => '*',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_200100',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/

次の例は、ローカル・ネットワーク・リソースへのアクセス権について、より少ない権限を付与する方法を示しています。この例では、電子メール・サーバーやレポート・サーバーなど、ローカル・ホストのサーバーへのアクセスのみを有効にします。

BEGIN
    DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.APPEND_HOST_ACE(
        host => 'localhost',
        ace => xs$ace_type(privilege_list => xs$name_list('connect'),
                           principal_name => 'APEX_200100',
                           principal_type => xs_acl.ptype_db));
END;
/
5.1.7.4 無効なACLエラーのトラブルシューティング

問合せを実行して、無効なACLエラーがある場合に特定する方法を理解します。

前述のスクリプトを実行した後にORA-44416: 無効なACLのエラーが表示された場合は、次の問合せを使用して、無効なACLを特定します。

REM Show the dangling references to dropped users in the ACL that is assigned
REM to '*'.

SELECT ACL, PRINCIPAL
  FROM DBA_NETWORK_ACLS NACL, XDS_ACE ACE
 WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL AND
       NACL.ACLID = ACE.ACLID AND
       NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

次に、次のコードを実行してACLを修正します。

DECLARE
  ACL_ID   RAW(16);
  CNT      NUMBER;
BEGIN
  -- Look for the object ID of the ACL currently assigned to '*'
  SELECT ACLID INTO ACL_ID FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- If just some users referenced in the ACL are invalid, remove just those
  -- users in the ACL. Otherwise, drop the ACL completely.
  SELECT COUNT(PRINCIPAL) INTO CNT FROM XDS_ACE
   WHERE ACLID = ACL_ID AND
         EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

  IF (CNT > 0) THEN

    FOR R IN (SELECT PRINCIPAL FROM XDS_ACE
               WHERE ACLID = ACL_ID AND
                     NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS
                                  WHERE USERNAME = PRINCIPAL)) LOOP
      UPDATE XDB.XDB$ACL
         SET OBJECT_VALUE =
               DELETEXML(OBJECT_VALUE,
                         '/ACL/ACE[PRINCIPAL="'||R.PRINCIPAL||'"]')
       WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
    END LOOP;

  ELSE
    DELETE FROM XDB.XDB$ACL WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
  END IF;

END;
/

REM commit the changes.

COMMIT;

ACLを修正したら、このセクションにある最初のスクリプトを実行して、APEX_200100ユーザーにACLを適用する必要があります。

6.1 非推奨となった機能

非推奨となった機能は、今後のリリースのOracle Application Expressでサポートを終了するか、削除する予定の機能です。機能がアプリケーション・メタデータまたはAPIに関連する場合、既存のアプリケーションはこの機能を引き続き使用できますが、この項の説明に従って開発者がアプリケーションを変更することをお薦めします。Oracle Application Express Advisorを使用して、非推奨となった属性に関して既存のアプリケーションをスキャンします。

関連項目:

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドアプリケーション整合性のチェックのためのアドバイザの実行

6.1.1 非推奨のJavaScript関数

次の関数は、このリリースでは非推奨となっています。

ユニバーサル・テーマのJavaScript API関数:

  • apex.theme42.util.mq (かわりにapex.theme.mqを使用してください)

6.1.2 非推奨のWebリスナー

今回のリリースから、次のWebリスナーのサポートが終了します。

  • Oracle HTTP Server (mod_plsql)
  • 埋込みPL/SQLゲートウェイ

今後、Application Expressは、Oracle REST Data Servicesのみをサポートするようになります。

6.1.3 非推奨になったjQuery UI

今回のリリースから、jQuery UIは非推奨になりました。サードパーティのApplication ExpressプラグインとカスタムのJavaScriptコードは、jQuery UIの参照がなくなるように更新することをお薦めします。

jQuery UIを使用するネイティブのApplication Expressコンポーネントは引き続き動作しますが、将来のリリースでサポートが廃止される予定です。

6.1.4 Internet Explorer 11のサポート終了

Internet Explorer (IE) 11のサポートが終了しています。

リリース20.2以降では、Microsoft Edgeの現行リリースおよび以前のメジャー・リリースと、Google Chrome、Mozilla Firefox、Apple Safariのみがサポートされます。

6.1.5 非推奨になった表形式フォーム

表形式フォーム・ページの作成ウィザードは、今回のリリースから非推奨になりました。

表形式フォームとAPEX_ITEM APIは引き続き動作しますが、今回のリリースでは新しい表形式フォームの作成は非推奨になっていて、将来のリリースでは廃止される予定です。

表形式フォームのかわりに対話グリッドを使用してください。

6.1.6 非推奨になったREST管理インタフェース

今回のリリースから、REST管理インタフェースが非推奨になりました。この機能は、将来のリリースで廃止される予定です。

関連項目:

6.1.7 ユニバーサル・テーマで非推奨になったテーマ・スタイル「Vista」

今回のリリースから、ユーザーはアプリケーションの作成ウィザードから「Vista」テーマ・スタイルを選択できなくなりました。「Vista」テーマ・スタイルのサポートは、将来のリリースで廃止される予定です。

今回のリリースでは、「Vista」テーマ・スタイルを使用する既存のアプリケーションについては「Vista」テーマ・スタイルがサポートされますが、そのスタイルのかわりに「Vita」テーマ・スタイルを使用してから「テーマ・ローラー」を使用することで「Vista」と同様のルック・アンド・フィールを実現することをお薦めします。

6.1.8 ページ・アイテムの計算後操作は非推奨

ページ・アイテムの計算後機能は非推奨となっています。

この機能は、それが使用されていた既存のページ・アイテムでは引き続き使用できますが、新規ページ・アイテムに設定することや、過去にそれが使用されていなかった既存のページ・アイテムに追加することはできません。

6.1.9 「同じ行のすべてのページ・アイテムを表示」属性と「同じ行のすべてのページ・アイテムを非表示」属性は非推奨

「動的アクション」の「表示」アクションと「非表示」アクションには、それぞれ「同じ行のすべてのページ・アイテムを表示」属性と「同じ行のすべてのページ・アイテムを非表示」属性があります。これらの属性は、表ベースのレイアウトを使用するフォーム用に設計されています。「ユニバーサル・テーマ」では表ベースのレイアウトは使用されなくなったため、これらの属性は非推奨になりました。

この機能は、それが「はい」に設定されていた既存の動的アクションでは引き続き使用できますが、開発者が新規動的アクションに対して選択することはできません。

6.1.10 apexrefreshイベントは非推奨

apexrefreshイベントの使用によるリージョンのリフレッシュは非推奨になりました。

このリリースより前は、次のようなコードでリージョンをリフレッシュできました。

apex.event.trigger( "#myRegionStaticID", "apexrefresh" );

このリリース以降では、apex.region().refresh()メソッドを使用します。たとえば、前述のコードを次のように置き換えることができます。

apex.region("myRegionStaticID").refresh();

6.1.11 AnyChart、AnyMapおよびAnyGanttの各チャートは非推奨

AnyChart、AnyMapおよびAnyGanttのレガシーのチャート作成コンポーネントは、このリリースでは非推奨となっており、今後のリリースで削除されます。かわりにJETチャート作成ソリューションを使用してください。

6.1.12 カレンダPDFの出力は非推奨

「CSSカレンダ」リージョンの「PDFにエクスポート」機能は非推奨になりました。

既存のカレンダ・リージョンのために残されています。新しいCSSカレンダ・リージョンには追加できなくなりました。

6.1.13 apex.serverプラグインおよび処理関数の非同期オプションは非推奨

今後のリリースでは、非同期オプションは無視され、すべてのAjaxリクエストが非同期になります。

6.1.14 非推奨になったapex.widget.initPageItemファンクション

apex.widget.initPageItemファンクションは非推奨です。かわりに、アイテム・プラグインの作成者はapex.item.createを使用する必要があります。

6.1.15 APEX_ERROR.GET_ARIA_ERROR_ATTRIBUTESは非推奨

APEX_ERROR.GET_ARIA_ERROR_ATTRIBUTESは非推奨になっており、Oracle Application Expressの次のメジャー・リリースで使用できなくなります。開発者は、この機能を、より優れたサポートをネイティブ機能に提供するapex_plugin_util.get_element_attributesに置き換える必要があります。

6.1.16 APEX_UTIL.STRING_TO_TABLEファンクションは非推奨

Oracle Application Express 5.1で、APEX_UTIL.STRING_TO_TABLEは非推奨になりました。

かわりにAPEX_STRING.STRING_TO_TABLEを使用してください。

6.1.17 APEX_UTIL.TABLE_TO_STRINGファンクションは非推奨

Oracle Application Express 5.1で、APEX_UTIL.TABLE_TO_STRINGは非推奨になりました。

かわりにAPEX_STRING.TABLE_TO_STRINGを使用してください。

6.1.18 「ポップアップLOV」テンプレートは非推奨

「ポップアップLOV」テンプレート・タイプは非推奨になりました。今後リリースされるApplication Expressでは、「ポップアップLOV」ダイアログのレンダリングにこのテンプレートは使用されません。

6.1.19 APEX_PAGE.IS_JQM_SMARTPHONE_UIは非推奨

PL/SQLファンクションAPEX_PAGE.IS_JQM_SMARTPHONE_UI is Deprecatedは非推奨になり、今後のリリースで削除される予定です。

6.1.20 openModalとcloseModalは非推奨

ドキュメントに記載されていないテーマ固有の関数openModalおよびcloseModalは非推奨になりました。

解決方法

apex.theme.openRegion関数およびapex.theme.closeRegion関数、または対応する動的アクション「リージョンを開く」および「リージョンを閉じる」を使用してください。

6.1.21 非推奨のafterModify

apex.itemのコールバックafterModifyは非推奨になりました。主にjQuery Mobileのために使用されていましたが、これはサポートされなくなっています。

6.1.22 apex.page.confirm pMessageパラメータは非推奨

apex.page.confirmのパラメータpMessageは、デフォルト値がなくなりました。今後は、必須のパラメータになる予定です。

6.1.23 apex.navigation.dialog.fireCloseHandlerファンクションは非推奨

apex.navigation.dialog.fireCloseHandlerファンクションは非推奨です。これは、将来のリリースでは削除される予定です。

7.1 サポートが終了した機能

サポートが終了した機能は使用できなくなりました。サポートが終了した機能がアプリケーション・メタデータまたはAPIに関係している場合、既存のアプリケーションが以前のように機能しないことがあります。機能を置き換えるようにアプリケーションを変更することをお薦めします。

7.1.1 サポートが終了した生産性アプリケーション

今回のリリースから、次の生産性アプリケーションのサポートが終了します。

  • バグ・トラッキング
  • チェックリスト・マネージャ
  • 競合分析
  • デシジョン・マネージャ
  • ライブ投票
  • 議事メモ
  • スクリプト・プランナ

7.1.2 サポートが終了したJavaScript関数

今回のリリースから、次の関数のサポートが終了します。

テーマ固有のグローバル関数:

  • openModal

  • closeModal

apex.itemネームスペース:

  • afterModify

apex.page.confirmパラメータ:

  • pMessageデフォルト値

その他:

  • $d_Find

  • $d_LOV_from_JSON

  • $dom_JoinNodeLists

  • $dom_Replace

  • $f_Enter

  • $f_First_field

  • $s_Split

  • $tr_RowMoveFollow

  • $u_ArrayToString

  • $u_js_temp_drop

  • $u_SubString

  • $x_Check_For_Compound

  • $x_object

  • $x_Show_Hide

  • addLoadEvent

  • ajax_Loading

  • apex.navigation.dialog.fireCloseHandler

  • base_disableItem

  • confirmDelete2

  • dhtml_ShuttleObject

  • doMultiple

  • findPosX

  • findPosY

  • flowSelectAll

  • getScrollXY

  • hideShow

  • html_GetTarget

  • html_ReturnToTextSelection

  • html_RowDown

  • html_RowUp

  • html_StringReplace

  • htmldb_ch

  • htmldb_ch_message

  • htmldb_doUpdate

  • htmldb_goSubmit

  • htmldb_item_change

  • ie_RowFixFinish

  • ie_RowFixStart

  • json_SetItems

  • lc_SetChange

  • selectString

  • setCaretToBegin

  • setCaretToEnd

  • setCaretToPos

  • setSelectionRange

  • setValue2

  • widget.util.disableIcon

  • wiget.util.enableIcon

7.1.3 従来のチーム開発のサポート終了

今回のリリースから、従来バージョンのチーム開発のサポートが終了します。

フィードバック、問題およびマイルストンを追跡する、新しいバージョンの「チーム開発」に置き換えられました。

8.1 修正されたバグ

次の項では、このリリースで修正されたバグの一覧を示します。

表 - Oracle Application Express 20.1で修正されたバグ

バグ番号 説明
14616880 UI: セッション・タイムアウトをユーザーが延長できません
22461959 対話モード・レポートのサブスクリプションがリージョンまたはページの認可を確認しません
25090608 APEXリポジトリでカスタムのテーマが失われます
25422037 対話グリッドの「行アクション」メニューで削除した行が無効化されていないように表示されます
25438396 対話グリッドSRVのNULL除外および表示列のオプションが有効になりません
25538891 対話グリッドのアイコン・ビューのスタイルに問題があります
26475905 複製ページの送信がSUBMIT = ONLY ON SUCCESSのときにリロードで動作しません
27403289 クラシック・レポートと対話モード・レポートではダブルバイトの顔文字でエラーが表示されます
28834484 対話グリッドではウィンドウのサイズ変更とスクロールの後に重複する行が表示されることがあります
29530019 対話グリッドINTERNET EXPLORER 11のデフォルトでは列幅が狭すぎます
30216167 APEX_IR.GET_REPORT APIはIRのWHEN BIND_VARIABLEが30文字を超えているとクラッシュします
30312414 ユーザー名/ワークスペースを記憶するために使用されるAPEX Cookieが無効です
30365382 プロシージャのフォームではスキーマ名、プロシージャ名および引数名が引用符で囲まれません
30380685 オブジェクト・ブラウザ: CDN (APEX.ORACLE.COM)の使用時に発生する.../BLANK.HTMLのCORSエラー
30400393 APEX_WEB_SERVICE.OAUTH_AUTHENTICATEのP_WALLET引数は両方のシグネチャに対してNULLにデフォルト設定する必要があります
30406610 SQLワークショップ・データ・アンロードでは"ENCLOSED BY"の使用時に引用符が正しく処理されません
30406748 WEB SRCモジュール内のXMLデータ・プロファイルの再検出ではXMLネームスペースが無視されます
30412792 クラシック・レポートのダウンロードが遅い
30413693 「ワークスペース・ユーティリティ」→「アプリケーション・ビルダーのデフォルト値」→「グローバリゼーション」では選択リストに値%が表示されます
30418776 フィードバックにリンクされた問題が存在しているとワークスペースの削除中にエラーが発生します
30433888 対話グリッド: ユーザーはREST対応SQLサービス/表に基づいたレポートを編集できません
30434310 SQLワークショップ・データ・ロードでは文字"#"が含まれている列名が自動的にマップされません
30441644 新しい星評価アイテムが対話グリッドでは動作しません
30441663 対話グリッドでは新しい星評価アイテムの表示に問題があります
30446647 「データ・ワークショップ」→「データのロード」で表名が長すぎるというエラーが生成されます
30451889 編集可能対話グリッド: CSV形式が制限されていてもレポートがCSV形式でダウンロードされます
30461018 アプリケーションのセキュリティ・ページの解析対象スキーマ・ポップアップLOVに表示可能な結果が表示されません
30470744 SQLワークショップ・データ・ロードとAPEX_DATA_PARSERではCSVファイルのBOMが適切に処理されません
30472546 サンプルの動的アクション・パッケージ・アプリケーションのスライダ・プラグインが適切に動作しません
30484315 対話グリッド: リージョンを最大化するとフローティング編集可能セルの内容が表示されなくなります
30487644 SQLデータ・ロード/APEX_DATA_PARSERでは12.2以降のデータベースで列名が30文字までに切り詰められてしまいます
30489131 読取り専用の対話グリッドのLOV列ではDISPLAY EXTRA=NOが無視されます
30493122 データに無効な文字が含まれているとクラシック・レポートCSVのダウンロードが失敗します
30498697 SQL問合せを使用していてROWIDがリストの最初の列のときに対話グリッドのダウンロードがORA-1403で失敗します
30499464 ページ・デザイナ: 視覚的非表示が'REQUIRED'のテキストの削除
30504903 対話モード・レポートのピボット・ビューではAPEX_REGION.OPEN_QUERY_CONTEXTが機能しません
30505223 LOVの編集(4000:4111)ページの「ビューの所有者」選択リストは不適切なスキーマで初期化できます
30505631 ユニバーサル・テーマ: スクリーン・リーダーにバナーの重複が報告されます
30505740 対話グリッドの「単一行ビュー」ヘルプ・ボタンのスタイルの問題
30511566 ファセット検索: 計算カウントではWEB SRCパラメータが正しく処理されません
30512102 切替えアイテムはオンまたはオフの値が0に設定されていると空の文字列を返します
30516725 対話グリッドのフローティング・アイテムはグリッドがインライン・ダイアログのときに機能しません
30517479 対話グリッド: マスター・ディテールの変更の保存は新しいマスターに新しいディテール行が含まれているとORA -06502で失敗します
30520385 カスタムPL/SQLコードを使用した対話グリッドのDMLプロセス: APEXの停止エンジンによるROWIDのエラー
30533928 ORACLE_APEX_DICTIONARY ORA -29913: ODCIEXTTABLEOPENコールアウトの実行中に発生するエラー
30535914 対話グリッドのダウンロードでカスケードLOV列に対してNULL値が返されます
30537256 ポップアップLOV: ページのロード時に追加の出力アイテムがクリアされます
30544387L WEBソース・モジュールのポップアップLOVはアイテム値がNULでないときにページ・レンダリングでORA 903 (「無効な表名」)をスローします
30567242 インライン・ダイアログ・リージョンのコンテンツがスクリーン・リーダーに通知されません
30580984 MAX_STRING_SIZE=EXTENDEDが設定されているCDBにインストールするとインストールはWWV_FLOW_DATA_PARSERについてのエラーをスローします
30589770 フォーム・リージョンの初期化プロセスはMAX_STRING_SIZE=EXTENDEDおよびVARCHAR2 VALUES > 4000 BYTEによるORA-06502をスローします
30589873 SQLワークショップ・データ・ロードとAPEX_DATA_PARSERは最初の行が空であるXLSXの不適切な行の値を戻します
30593583 対話モード・レポートの「計算の作成」ダイアログではLOV列を含む式が正しく検証されません
30598781 データのロード・ウィザードの「データ検証」では列39のデータが表示されません(それ以降の列はシフトされます)
30606430 ORACLE_APEX_DAILY_MAINTENANCEジョブが失敗します: ORA -01400: NULLを挿入できません
30610685 表示タイプがインラインの日付ピッカー・アイテムはカレンダの月名のみを表示してカレンダの残りの部分が表示されません
30612973 「ページのコピー」では動的アクション・ボタンの参照が正しくコピーされません
30616156 「SQLワークショップ」→「SQLスクリプト」からSQLスクリプトをエクスポートしようとするとORA-06550が発生します
30616719 HTTPSベースURLを含むREST対応SQLでは「TEST」をクリックしても成功/失敗のメッセージが表示されません
30617262 12.1または11.2ではLOV列が26文字を超えていると対話グリッドまたはレポートがORA 6502で失敗します
30617441 スポットライト検索ではアプリケーション・アイコンまたはイニシャルが表示されません
30622773 ORA-20001: 表にフォームを作成できません。アプリケーションの作成時
30626480 対話グリッドでは新規マスター行の保存時にディテール・グリッドがリフレッシュされません
30633970 ページ・デザイナ: モーダル・ダイアログでは背景コンテンツがスクリーン・リーダーに対して非表示になりません
30636867 APEX 19.2のAPEX_WEB_SERVICE.MAKE_REST_REQUESTではP_BODYが暗黙的にUNICODEに変換されません
30646286 プレーン・テキスト・コンテンツのないテンプレートを使用したEメール送信時のPLSQLエラー
30646890 ORACLE_APEX_DICTIONARY_CACHEジョブがORA-06502で失敗します
30657218 クエリー・ビルダーの使用時にAPEX内部サーバー・エラーが発生します
30665079 対話グリッド・リージョンでAPEX_REGION.OPEN_QUERY_CONTEXTを使用すると"APEX$ROW_ACTION"列に対してORA-904がスローされます
30666199 クラシック・レポートのAPEX_REGION.OPEN_QUERY_CONTEXTは別のクラシック・レポートの問合せで呼び出されたときに列を混同します
30666330 対話モード・レポート: 強調表示を無効にするとモーダル・ウィンドウでJSエラーがスローされます
30668642 CSSカレンダは次の間で「週の開始」が異なる場合に、誤った曜日を表示します。「地域」と「言語」
30669481 ロールAPEX_GRANTS_FOR_NEW_USERS_ROLEの作成時に発生するORA-42294
30673803 APEX_JSONはINITIALIZE_CLOB_OUTPUTが呼び出されると既存のHTPバッファを無効にします
30675432 対話グリッドの仮想列にSOURCE=NONEが設定されていると行が表示されません
30675656 ORACLE_APEX_DICTIONARY_CACHEがORA-00001: 一意制約(APEX_190200.WWV_DICTIONARY_CACHE_OBJ_IDX1)で失敗します
30716693 「アプリケーションの作成」はフォームおよびレポートが大きい列番号または長い列名に基づいていると失敗することがあります
30733833 JETチャート: 積上げカテゴリがマルチシリーズ問合せで正しく置換されません
30741141 APEX 19.2への5.1.4からのアップグレード - AJAX (カスケード)によって戻されたLOV JSONが変更されています
30748465 "BECOME USER"の一部としての新しいセッションの作成が動作しません
30749628 WWV_FLOW_UTILITIES.IS_AVAILABLE_APPLICATION_IDは別のワークスペースにIDが存在していてもTRUEを返します
30755289 NVARCHAR2列はREST対応SQLデータ・ソースから選択されるとオブジェクト型として扱われます
30756430 チェック・ボックスおよびラジオに対する「オプションのHTML属性」では正確に表示されません
30757127 フォーム・リージョンでは挿入/更新/削除の操作に割り当てられた認証スキームが無視されます
30762164 モバイル画面のAPEXカレンダではリスト・オプションのチェックなしでリスト・ビューが表示されます
30782208 ソーシャル・サインイン: OAUTH2では各種の認証方法をサポートする必要があります
30782329 DBアカウント認証: 猶予期間中でもパスワード期限切れエラーが発生します
30783722 対話グリッドで大/小文字が混在している列名属性を変更したときにORA-904またはORA-911が発生します
30786289 APEX_EXEC.EXECUTE_PLSQL_CODEはコール元にOUTバインド変数を返しません
30787504 ソースに"TOTAL"または"ROWN"列が含まれているとマスター・ディテール・フォーム・リージョンの初期化プロセスでORA-918がスローされます
30798575 1つの列に書式マスクがあるとIR PDF、XLSXまたはRTFのダウンロードがORA-904で失敗します
30800215 AJAXコールが"APEX-ERROR"および"APEX-ERROR-CODE"ヘッダーを返さないことがあります
30805995 JETチャート: 円グラフ/ドーナツ・グラフの「その他」のスライスではラベルの位置が考慮されません
30808646 対話モード・レポートで重複するハイライト条件を追加すると一意制約エラーが発生して失敗します
30815551 APEX 19.2のインストールはDATABASE BLOCK SIZE <= 4Kのときに失敗します
30824026 再発 - オートコンプリートが有効なテキスト・フィールド: リストの最大値が無視されます
30837064 アプリケーション・インポートによって対話グリッドのパブリック・レポートとプライベート・レポートが無効になります
30875996 単一行ビューが有効化されているときにROWIDを使用すると対話モード・レポートがORA-904をスローします
30882746 互換性が"12.1.0"のときに12.2以降のDBではSQLワークショップ・データ・ロードでORA-972 (識別子が長すぎます)が発生することがあります
30890985 対話グリッドの「行の追加」では列の分割が必要なときに保存でエラーが発生します
30895841 ファセット検索のフィルタが翻訳されたアプリケーションに正しく適用されません
30904982 対話グリッドのDMLはグリッド列名が問合せ列名と等しくないとORA-06502エラーで失敗します
30910055 操作レベルのWEBソース・モジュール・パラメータに対して「値が空の場合に省略」属性がエクスポートされません
30914382 APEXインポート: ORA-00001: 一意制約(APEX_190200.WWV_FLOW_LISTS_PK)違反
30923000 ファセット検索ではファセットがリモートの共有LOVを使用していると"D"."VAL"列に対するORA-00904をスローします
30928037 検索アプリケーションはレポート問合せが存在するとORA-20555で失敗します
30929605 「リスト詳細」ページ4000:4050では新しいリストを選択していると「問合せソース・タイプ」選択リスト・アイテムがリフレッシュされません
30959430 対話グリッドではコントロール・ブレークがすべて閉じられているとチェックした項目がすべて選択されます
30960081 ページ・レベルのUIオーバーライドで参照されるリストがリスト・コンポーネントのインポート後に失われます
30962651 ページ・デザイナではWEBソース・モジュールにチャートを作成しようとするとJSエラーがスローされます
31014047 APEX_DATA_PARSERではオプションでエンコードされたCSVパーサーを使用しているときに""値がNULLとして読み取られません
31014579 ORACLE_APEX_DICTIONARY_CACHEジョブでエラー(ORA-20901: 最大実行時間を超過しました)が発生します

表 - 20.1で修正されたバグ – 生産性アプリとサンプル・アプリ

バグ番号 説明
27788007 チェックリスト・マネージャ: チェックリストの編集ページにアクセスできないチェック・ボックスがあります
28513370 P-Track: アクション・アイテムが関連付けられていないマイルストンを削除できません
29481186 データ・レポータ: アプリケーションのインストール後に管理アイコンが表示されません
30101992 P-Track: IRからPDFへのダウンロードで日付書式が認識されません
30141069 P-Trackのプロジェクト・ロゴが表示されない
30476572. アプリケーション標準トラッカ: ページ34のアプリケーション・ビューの詳細でエラーがスローされます
30476979T データ・レポータ・パッケージ・アプリケーション: 対話モード・レポートに書式マスクが選択されているとPROJECTS表のID列の値が####と表示されます
30477039 データ・レポータ・パッケージ・アプリケーション: <SPAN> HTMLタグが「メトリック」→「タグ」に表示されます
30507474 P-Track: P150_SHOW_WARNINGで発生するセッション・ステート保護エラー
30853089 P-Track: マイルストンにアクション・アイテムを追加したときに発生するSSP違反

9.1.1 簡易URLで失敗する実行時開発者ツールバーのデバッグ

問題

アプリケーションが簡易URLを使用するように構成されているときに、実行時開発者ツールバーのメニュー「デフォルト・デバッグ・レベル」を使用すると、エラー・ページにつながる不正な形式のURLが生成されることがあります。

解決方法

この問題を回避するには、「デフォルト・デバッグ・レベル」をデフォルト設定(Info)のままにしておいてください。

実行時開発者ツールバーでデバッグ・レベルを変更する必要がある場合は、「デバッグ」ボタンをクリックしてから、URLのパラメータdebug=YESdebug=LEVEL6などに変更します。

9.1.2 データ・レポータのアップグレード後の対話モード・レポートに関わる既知の問題

以前のバージョンで対話モード・レポートを作成していた場合は、データ・レポータをアップグレードしないでください。データ・レポータに対話モード・レポートが含まれていると、新しいバージョンでは対話モード・レポートの列の編集が中断されます。

この問題が発生した場合は、バグ31041739で説明されている回避策を実行してください。

9.1.3 Firefoxでコンポーネント・ビューを使用する場合の既知の問題

問題

Firefoxでは、「コンポーネント・ビュー」がブラウザで別の場所に移動した後で表示されなくなることがあります。

解決方法

ページ・デザイナで、「ユーティリティ」 (レンチ)をクリックして、「表示」「コンポーネント・ビュー」の順に選択します。プロンプトが表示された場合は、ページをリロードします。タブはページをリロードする前に表示されていますが、リロード後に表示されなくなります。

9.1.4 イメージ・フォルダからのAnyChart Flashコンポーネントの削除

前のリリースで、AnyChartおよびAnyGantt Flash .swfファイルは/imagesフォルダから削除されました。これにより、AnyChartマップ・チャートおよびガント・チャートはレンダリングされなくなりました。エラー・メッセージは表示されず、かわりにリージョンが空白になります。

9.1.5 アイテム・タイプが「テキスト」の場合にInternet Explorer 11のオートコンプリートで発生する幅の問題

問題

オートコンプリートのアイテム・タイプが「テキスト」の場合、Internet Explorer 11でOracle JETを使用していると幅が正しくレンダリングされません。これは、JET CSSのクラス.oj-inputsearch-choiceflexプロパティを使用していることが原因です。

解決方法

アプリケーション・ページのinline CSS属性に次のコードを追加してください。

.oj-inputsearch-input { flex: 1 1 auto; }

9.1.6 jQuery UIおよびjQueryアップグレードの既知の問題

jQuery 3.1.1は、以前の2.xバージョンとの互換性がなくなりました。アプリケーションが削除された2.x機能に依存している場合は、jQuery移行プラグインを使用できます(このプラグインを含めるには、デスクトップ・ユーザー・インタフェースの詳細属性「jQuery移行を含める」「はい」に設定します)。

アプリケーションが削除された1.x jQuery APIに依存している場合、その機能はOracle Application Expressリース18.1では機能しなくなります。jQuery 3.1 APIのみを使用するようにJavaScriptを更新する必要があります。詳細は、次のjQuery移行ガイドを参照してください。

jQuery UI 1.12.xは、バージョン1.10.4と比較してライブラリを構成するフォルダ構造およびファイルが変更されています。古いファイル名への直接参照がある場合は、新しい名前に更新する必要があります。たとえば、以前に#JQUERYUI_DIRECTORY#ui/#MIN_DIRECTORY#jquery.ui.tabs#MIN#.jsでタブ・ウィジェットを参照していた場合は、#JQUERYUI_DIRECTORY#ui/widgets/#MIN_DIRECTORY#tabs#MIN#.jsに変更する必要があります。

Application ExpressデスクトップUIページに対して(jquery-ui-apex.jsとして、またはdesktop[_all].min.jsの一部として)デフォルトでロードされるOracle Application Express固有のバンドルjquery-ui-apex[.min].jsには、すべてのコア・ファイル、ドロップ効果および次のウィジェットが含まれます。

  • button

  • checkboxradio

  • controlgroup

  • datepicker

  • dialog

  • draggable

  • droppable

  • resizable

  • selectable

  • sortable

  • tooltip

これは、基本的に1.10.4と同じセットですが、sortableが追加されています。sortableへの別の参照がある場合は、削除できます。

jquery-ui-apex[.min].cssファイルはデフォルトでロードされ、すべてのjQuery UI CSSファイルが含まれています。個々のjQuery UI cssファイルへの参照が含まれていた場合は削除できます。

9.1.7 RESTfulサービスおよびOracle REST Data Services (ORDS)の既知の問題

Oracle Application Express 18.1およびOracle REST Data Services 18.1を使用している場合、RESTfulサービスの開発およびデプロイ時に次の問題が発生する可能性があります。

9.1.7.1 ワークスペース名が最初にプロビジョニングされたスキーマ名とは異なる場合の問題

問題

この問題は、17.4.1と18.2以上を除くすべてのOracle REST Data ServicesリリースおよびApplication Expressのすべてのリリースに影響します(ORDSサービスは、SQL DeveloperまたはAPIで作成できます)。この問題は、ワークスペース名とスキーマ名が異なる場合に、ワークスペースの最初に配分されたスキーマで作成されたサービスで発生します。

Oracle REST Data Servicesの以前のリリースでは、Application Express環境に関する情報を取得するときにエラーが発生したため、指定されたワークスペース名が最初にプロビジョニングされたスキーマ名と一致しない場合、Oracle REST Data Servicesは、ORDSベースのRESTfulサービスを提供できません。このエラーは、Oracle REST Data Services 17.4.1で修正されましたが、Oracle REST Data Services 18.1でまた発生しました。

次の例でこの問題について説明します。

  • ユーザーには、既存のAPEXベースのRESTfulサービスがあり、Oracle REST Data Servicesに移行して、ORDSベースのRESTfulサービス定義を変更します。ユーザーがサービスをコールし、新しいロジックの実行を期待しても、かわりに古いAPEXベースのRESTfulサービスがコールされます。ユーザーがAPEXベースのRESTfulサービス・ページに移動し、元のサービスを削除して、ORDSサービスのコールを期待するサービスを実行すると、404エラーが発生します。

  • ユーザーが最初にプロビジョニングされたスキーマで新しいORDSベースのRESTfulサービスを作成したが、対応するAPEXベースのRESTfulサービスがない場合は、サービスをコールするときに404エラーが発生します。

現時点ではサポートされている解決策はありません。

9.1.7.2 NULL URIを持つApplication Express RESTfulサービスをORDSに移行する場合の問題

問題

5.1より前では、Application Express RESTfulサービス・インタフェースで、NULL URI接頭辞を持つRESTfulサービス・モジュールを作成できました(NULL URI接頭辞を持つ複数のモジュールを作成することもできました)。すべてのモジュールのURIテンプレートは、サービス間でNULL URI接頭辞を共有するために一意である必要がありました。

例: NULL URI接頭辞を使用したモジュール定義

次の定義があるとします。

モジュール1
Name:          MyMod1
URI Prefix:    NULL

URI Templates: /Template1
               /Template2
モジュール2
Name:          MyMod2
URI Prefix:    NULL

URI Templates: /Template3
               /Template4
実際には、これらの定義により、URI接頭辞がNULLの4つのテンプレートを持つ1つの仮想サービスが作成されます。これらは、次の方法でコールできます。
http://server.com/ords/mySchema/Template1
http://server.com/ords/mySchema/Template2
http://server.com/ords/mySchema/Template3
http://server.com/ords/mySchema/Template4

変数の意味は次のとおりです。

  • http://server.com: サーバーURL
  • ords: ORDS別名
  • mySchema: パス接頭辞
  • null: nullのモジュールURI接頭辞。コールには表示されませんが、サービスによって処理されます。
  • Template1: URIテンプレート

NULL URI接頭辞を作成する機能は、Application Express 5.1で無効になっていましたが、以前のリリースで定義されたレガシー・サービスは移行され、削除されないかぎり機能しました。ただし、これらのサービスをOracle REST Data Servicesに移行する場合、ORDSベースのデータ・モデルは、URI接頭辞(NULL接頭辞を含む)が重複する複数のモジュールを受け入れません。

Application Express 18.1でAPEXベースRESTfulサービスをOracle REST Data Servicesに移行するためのロジックは、(Oracle REST Data Services 17.4.1で導入された) Oracle REST Data Servicesプロシージャへの単純なパススルーです。ただし、そのプロシージャのロジックは、NULLベース・パスの複数のモジュールを処理できません。この状況でOracle REST Data Servicesに移行しようとすると、「重複値」が発生し、ORA-0001エラーがスローされます(Oracle Bug 27916570)。

解決方法

移行プロシージャに追加されたロジックは、NULL URI接頭辞を持つすべてのモジュールをマージします。この規則は次のとおりです。

Oracle REST Data Services 18.2

影響を受けるすべてのモジュールは、merged.apex.rest.servicesという名前の1つのORDSベースのモジュールにまとめられます

マージ対象のAPEXベース・モジュールのいずれかが公開されている場合、新しくマージされたモジュールは公開されます。

マージ対象のAPEXベース・モジュールのいずれも公開されていない場合、新しくマージされたモジュールは公開されません。

マージ対象のAPEXベース・モジュールに関連付けられているすべてのロールは、新しくマージされたモジュールに割り当てられます。

マージされたモジュールのページ区切りサイズは、マージ対象モジュール内の最大のページ区切りサイズに設定されます。

NULL URI接頭辞を持つAPEXベース・モジュールに重複するURIテンプレートもある場合は、次のようになります。
  • 最近更新されたテンプレートは重複URIを保持します。
  • 他のすべてのテンプレートには、接頭辞dup001_*が指定されます
  • テンプレートのコメントには、1) 移行元のモジュール名、および2) 元のテンプレートURIが含まれます。
Oracle Application Express 18.1

NULL URI接頭辞を持つモジュールが1つまたはまったくない場合、サービスは、Oracle REST Data Servicesのリリースに関係なく正常に移行されます(移行は、Oracle REST Data Services 17.4.1以上でのみ可能です)。

NULL URI接頭辞を持つモジュールが2以上ある場合は、次のいずれかになります。
  • Oracle REST Data Services 18.2以上を使用している場合、モジュールは前述のルールに従って移行されます。

  • Oracle REST Data Servicesのリリースが18.2より古い場合は、警告メッセージが表示され、18.2以上にアップグレードするまでは、Oracle REST Data Servicesにサービスを移行できません。

9.1.7.3 SQL DeveloperまたはSQLスクリプトを使用して、Application Express 18.1以降のスキーマでORDSを有効にするときの問題

問題

この問題は、ORDS 17.4以前およびOracle Application Express 18.1以降を実行しているシステムに影響します。

この問題は、Application Expressのワークスペースに割り当てられたスキーマにのみ影響します。

この問題は、SQL DeveloperまたはSQLスクリプト(ただし、SQLワークショップでのRESTfulサービスではない)を使用してスキーマに対してORDSを有効にするときに、そのスキーマがApplication Expressのワークスペースにも割り当てられている場合に発生します。

RESTfulサービスにより、ORDS SCHEMA ALIASAPEX PATH PREFIXが確実に同期されます。ただし、ORDSが別の方法を使用してスキーマを有効にした場合、APEX PATH PREFIXは同期されません。これらの2つのアイテムが同期されていない場合、スキーマ内に定義されているORDSサービスにアクセスしようとすると、ORDSは404エラーを返します。

解決方法

APEX PATH PREFIXORDS URI PREFIXを同期するには、次の手順に従います。

  1. Application Expressで、「SQLワークショップ」「RESTfulサービス」の順にクリックします。

  2. 「構成」ボタンをクリックして、「ORDSスキーマ属性」モーダル・ダイアログを起動します。

  3. スキーマ別名の場合は、別名を選択します。

  4. 「スキーマ属性の保存」ボタンをクリックします。

これにより、ORDS SCHEMA ALIASAPEX PATH PREFIXの両方に同じ値が設定されます。

9.1.8 REST対応SQLでの対話グリッド・サポート

問題

Oracle REST Data Services (ORDS)のREST対応SQLでは、REST対応SQLリクエストでのバインド変数は1000個までに制限されています。その結果、対話グリッドのDMLで1000個を超える列値が送信されると、次のエラーが表示されます。「内部ORDS OUTバインド制限を超えました。

解決方法

DML行の総数を減らしてください。」

9.1.9 レガシー・チーム開発のワークスペース属性の問題

ワークスペース管理者がレガシー・チーム開発セクションの下のワークスペース・レベル属性「チーム開発の有効化」「いいえ」に設定すると、新しいチーム開発アプリケーションも無効になります。

9.1.10 「コンポーネント・タイプ別にグループ化」モードでデフォルト・ビューが使用できなくなります

問題

ページ・デザイナから処理順序でソートおよび「コンポーネント・タイプ別にグループ化」が削除されたため、開発者はデフォルト・ビュー(処理順序でソート)に戻る方法がなく「コンポーネント・タイプ別にグループ化」モードから抜け出せなくなることがあります。

解決方法

  1. ページ・デザイナで、ブラウザから開発者コンソールを開いて、次のコマンドを実行します。

    JavaScript:pageDesigner.saveBoolPref( "GROUP_BY_COMPONENT_TYPE", true );
  2. ページをリフレッシュします。

9.1.11 対話グリッドのネイティブPDF出力の言語サポート

ラテン文字およびキリル文字以外のスクリプトからUnicode文字を出力すると、その文字がPDFドキュメントでは欠落文字(□)に置換されます。

現時点では解決策がありません。

サポートされている言語

すべてのラテン・ヨーロッパ言語範囲: アルバニア語、アストゥリアス語、バスク語、ボスニア・ラテン語、カタロニア語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エストニア語、フェロー語、フィンランド語、フランス語、ガリシア語、ドイツ語、ハンガリー語、アイスランド語、アイルランド語、イタリア語、カラアリス語、カシューブ語、ラテン語、ラトビア語、リトアニア語、ルクセンブルク語、マルタ語、マン島語、北サーミ語、ノルウェー語(ブークモール+ニーノシュク)、ポーランド語、ポルトガル語、ルーマニア語、スコットランド・ゲール語、セルビア・ラテン語、スロバキア語、スロベニア語、スペイン語、スウェーデン語、スイス・ドイツ語、トルコ語、ウェールズ語、西フリジア語。

サポートされるその他のラテン語ベースの言語: アフリカーンス語、フィジー語、フィリピノ語、イヌクウティトット・ラテン語、ルワンダ語、ルバ・ルルア語、マラガシー語、マレー語、ナウル語、北ンデベレ語、北ソト語、ニャンジャ語、パラオ語、ルンディ語、サンゴ語、ショナ語、南ンデベレ語、セソト語、スワヒリ語、シスワティ語、トケラウ語、ツォンガ語、ツワナ語、トルクメン語、ツバル語、コサ語、ズールー語。

キリル言語範囲: ロシア語、ベラルーシ語、ボスニア語、ブルガリア語、マケドニア語、セルビア語、ウクライナ語。

10.1 ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。

Oracle Supportへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info)か、聴覚に障害のあるお客様は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。

11.1 プライバシに関する通知

このプライバシに関する通知では、作成またはインストールするアプリケーションのユーザーに関する情報がOracle Application Expressによって直接収集されるときに予想されることについて説明します。すべてのApplication Express内部アプリケーション(アプリケーション・ビルダーなど)はApplication Expressで記述されているため、これらのアプリケーションを使用している開発者および管理者にも同じことが当てはまります。オラクル社は、お客様が開発したアプリケーションの情報収集については責任を負いません。

イベントのログ記録

Application Expressは、ユーザーがトリガーしたイベントの拡張可能なログ記録を提供します。たとえば、開発者および管理者は、このデータを使用して、セキュリティやパフォーマンスの問題を調べることができます。ログ・データには、ユーザーのIPアドレス、アプリケーションのユーザー名およびイベント固有の情報が含まれます。次に、イベント・ログ・タイプの簡単なリストを示します。

  •   アクティビティ・ログ: ページ・ビューおよびAjaxリクエスト。開発者およびインスタンス管理者が無効にできます。

  •   ログイン・アクセス・ログ: 成功および失敗したログイン試行。

  •   デバッグ・ログ: アプリケーション固有のインストゥルメンテーション(内部変数値など)。デフォルトでは無効になっており、エンド・ユーザーと開発者がデバッグ・ログを有効にできます。

  •   クリック・カウント・ログ: アプリケーション内での外部リンクのクリック。

  •   Webサービス・アクティビティ・ログ: データベース内からの外部Webサービスへのリクエスト。

  •   開発者アクティビティ・ログ: アプリケーション・コンポーネントに対する変更。

  •   SQLワークショップ・ログ: 開発環境のSQLワークショップのSQL文の履歴。

Cookieおよび関連テクノロジ

Application Expressではサード・パーティのCookieを使用しませんが、ログイン・セッションの維持およびパーソナライズのために機能Cookie (トラッキングなし)とブラウザのSessionStorageおよびLocalStorageを使用します。これは、アプリケーション・セキュリティ、パフォーマンスおよび使い勝手のために重要です。次に、Application Expressが使用するCookieと記憶域名およびその使用目的に関する詳細を示します。

セッションCookie
  • ORA_WWV_USER_instance id: アプリケーション・ビルダーなどの内部アプリケーションのセキュリティのCookie。

  • ORA_WWV_APP_application id、ORA_WWV_APP_workspace cookie idcustom name: アプリケーションのセキュリティCookie。開発者は、アプリケーションの認証スキームでカスタムCookie名を選択できます。

  • ORA_WWV_RAC_INSTANCE: Webサーバーにノードを固定するためのReal Application Cluster (RAC)ノード・インスタンス番号のセッションCookie。複数のRACノードが検出された場合にのみ送信されます。

永続Cookie
  • ORA_WWV_REMEMBER_LANG: ユーザーが選択したアプリケーション言語。

  • ORA_WWV_REMEMBER_UN: (オプション)開発環境ログイン・ページに前回ログインしたときのワークスペースとユーザー名。詳細は、開発環境ログイン・ページのチェック・ボックス「ワークスペースとユーザー名を記憶」を参照してください。

  • LOGIN_USERNAME_COOKIE: (オプション)開発したアプリケーションに前回ログインしたときのユーザー名。詳細は、新しいアプリケーションのログイン・ページのチェック・ボックス「ユーザー名を記憶」を参照してください。既存アプリケーションのログイン・ページでこのCookieをオプションにするには、ページに「ユーザー名を記憶」チェック・ボックスを追加します。APEX_AUTHENTICATION.GET_LOGIN_USERNAME_COOKIEおよびAPEX_AUTHENTICATION.SEND_LOGIN_USERNAME_COOKIEのAPIドキュメントには、チェック・ボックスの値を設定し、チェック・ボックスが選択されている場合にのみCookieを送信するPL/SQLプロセス・コードの例があります。

セッション記憶域
  • ORA_WWV_apex.builder.devToolbar.grid: 開発ツールバーの「レイアウト列の表示」の現在の設定が格納されます。

  • ORA_WWV_apex.builder.themeRoller.application id.*: 開発ツールバーの「テーマ・ローラー」ポップアップの設定が格納されます。

  • .4000.4500.*: ページ・デザイナの各タブ・セットのカレント・タブが格納されます。

  • APEX.userHasTouched: ユーザーがタッチを使用してアプリケーションと通信した(touchstartイベントが表示された)かどうかを記憶するために使用されます。タッチ・デバイスを使用する場合は、一部のコンポーネントでユーザー・エクスペリエンスをカスタマイズするために使用されます。

  • .application id.page.*.activeTab: カレント・タブを保存するオプションが有効化されたタブ・コンテナ・テンプレートを使用して、「リージョン表示セレクタ」リージョンで選択された最後のタブを記憶します

  • ORA_WWV_apex.Calendar.application id.page.region id.lastview: 最後に表示されたカレンダ期間を記憶します。

  • .application id.page.*.preferenceForExpanded: 縮小可能なリージョンの展開状態を記憶します。

  • ORA_WWV_apex.MED_*.splitterPosition: 様々な「対話グリッド」設定ダイアログのスプリッタ・バーの位置が格納されます。

ローカル記憶域
  • ORA_WWV_apex.builder.devToolbar.options: 開発者ツールバーのユーザー・プリファレンス設定の「自動非表示」、「アイコンのみの表示」および「表示位置」が格納されます。

  • ORA_WWV_apex.builder.pageDesigner.useComponentView: ページ・デザイナの「コンポーネント・ビュー」タブのユーザー・プリファレンスが格納されます。

  • ORA_WWV_apex.builder.pageDesigner.model.componentIds: ページ・デザイナの新規コンポーネント用の未使用IDのプールが格納されます。

更新のチェック

開発者がApplication Express開発環境にログインすると、新しいバージョンが使用可能になったときに通知を受け取ります。このバージョン情報を取得するには、Application Expressが隔週でoracle.comサーバーにリクエストを送ります。Application Express製品開発チームが製品の今後に関する決定を行うために使用する開発サーバーに関する匿名統計情報(データベース・バージョン、Application Expressコンポーネントの使用状況など)を渡します。このチェックはデフォルトで有効になっていますが、インスタンス管理者が無効にできます。詳細は、Oracle Application Express APIリファレンスAPEX_INSTANCE_ADMINCHECK_FOR_UPDATESパラメータを確認してください。


Oracle Application Expressリリース・ノート, リリース20.1

F33771-01

Copyright © 2003, 2020, Oracle and/or its affiliates.

原本著者: Terri Jennings、John Godfrey、Christian Neumueller、Anthony Rayner、Patrick Wolf

原本協力著者: Christina Cho、Jason Straub

原本協力者: Hilary Farrell、Marc Sewtz

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