一括取得操作
一括取得操作では、パラレル・スキャンのように、各シャードのレコードを並列で取得および処理できます。ただし、検索条件としては1つのキーではなくキーのセットを使用します。
一括取得操作では、一度にすべてがまとめて返されることはありません。かわりに、イテレータ内のフェッチをバッチ処理し、使用可能な帯域幅を独占することなく、ネットワーク往復を最小限にします。バッチは複数のレプリケーション・ノードで並列でフェッチされます。クライアント側でより多くのスレッドを指定すると、取得のパフォーマンスが上がります(ただしプロセッサまたはネットワークのリソースが飽和状態になるまで)。
一括取得を使用するには、一括取得を提供するいずれかのメソッドを使用します。これらは検索基準として1つのキーではなくキーのセットを受け取ります。このセットは、Iterator<Key>
値またはList<Iterator<Key>>
値を使用して指定します。
これらのメソッドは、イテレータによって指定されたキーと一致するキーを取得します。
注意:
イテレータによって複数のキーが生成されると、複数のキーに関連する内容が少なくとも1回返されます。複数回返されることもあります。