順序の実行

前の項で作成した順序を実行するには、Store.executeUpdates()メソッドを使用します。

...
// Store handle configuration and open skipped for brevity
...

store.on("open",function (err) {
  if (err)
    throw err;

  store.executeUpdates(operations, function(err, result) {
    if (err)
      throw err;
    else {
      console.log("Inserted rows.");
      store.close();
    }
  });

}).on('close', function() {
    console.log('Store closed.');
}).on('error', function(error) {
    console.log(error);
});
store.open(); 

前述の例外のいずれかがスローされると、順序全体が中止され、データは、順序を実行しなかった場合の状態になることに注意してください。

Store.executeUpdates()では、オプションでWriteOptionsオブジェクトを取得できます。このオブジェクトでは、次のものを指定できます。

• この順序に使用する永続性保証。デフォルトの永続性保証を使用する場合は、このプロパティを設定しないか、nullに設定します。

• 順序全体の処理に許される時間の上限を示すタイムアウト値。0を指定すると、デフォルトのリクエスト・タイムアウト値が使用されます。

• 操作、行のバージョン、これらの両方の結果として値を返すかどうかを示すReturnChoice値。

WriteOptionsの使用例については、「永続性保証」を参照してください。