8 認証の構成

認証とは、データ、リソースまたはアプリケーションを使用する必要があるユーザー、サーバーまたはその他のエンティティのIDを検証することを意味します。そのIDを検証することで、その後の対話のための信頼関係が確立されます。また、認証によってアクセスおよび処理を特定のIDにリンクすることが可能になるため、アカウンタビリティが有効になります。

セキュアなOracle NoSQL Database内では、データベースおよび内部APIへのアクセスが通常は認証済ユーザーに制限されます。セキュアなOracle NoSQL Databaseの初回起動時は、ユーザーが定義されておらず、管理インタフェースへのログインは認証なしで許可されます。ただし、データ・アクセス操作はユーザー認証なしでは実行できません。