kv_config_set_timeouts()

#include <kvstore.h>

kv_error_t 
kv_config_set_timeouts(kv_config_t *config, 
                   kv_long_t socket_read_timeout,
                   kv_long_t request_timeout,
                   kv_long_t socket_open_timeout); 

このクライアントがストア・データ・アクセスを実行するときに使用されるデフォルトのタイムアウト値を構成します。タイムアウト値はすべて、ミリ秒単位で指定されます。

パラメータ

  • config

    configパラメータは、要求タイムアウトを設定する構成構造を指します。この構造は、最初にkv_create_config()を使用して作成されたものです。

  • socket_read_timeout

    socket_read_timeoutパラメータは、クライアント要求を行うときに使用されるソケットに関連付けられた読取りタイムアウトを構成します。これは読取り要求と書込み要求の両方に適用され、クライアントがストアからの応答を待機する時間を表します。タイムアウトが短いほど、より迅速に障害を検出してリカバリできます。ただし、このタイムアウトは、要求に関連付けられた最長のタイムアウトを可能にできるだけの十分な長さにする必要があります。

  • request_timeout

    request_timeoutパラメータは、デフォルトの要求タイムアウトを構成します。つまり、クライアントの読取り要求と書込み要求は、このパラメータで識別された期間内に完全に完了する必要があり、完了しない場合は要求がエラーで失敗します。

  • socket_open_timeout

    socket_open_timeoutパラメータは、クライアントがストアへのソケットをオープンするときに待機する時間を構成します。タイムアウトが短いほど、より迅速に障害を検出してリカバリできます。