ドライバ構成
この項では、ドライバでサポートされているすべてのオプションを、そのデータ型、デフォルト値および簡単な説明とともに示します。
オプション
オプション | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
ITERATOR_EXPIRATION |
Integer |
300000 |
アイドル状態の表イテレータを閉じるタイムアウト(ミリ秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
ITERATOR_MAX_BATCH_SIZE |
Integer |
100 |
1回のイテレータ・コールでフェッチする結果の最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
ITERATOR_MAX_OPEN |
Integer |
10000 |
同時に開くことができるイテレータの最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
ITERATOR_MAX_RESULTS_BATCHES |
Integer |
0 |
イテレータごとのプロキシ内に保持できる結果バッチの最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
LATENCY_TRACKING_CEILING |
Integer |
10000 |
リクエストごとの予想される待機時間(ミリ秒)よりも長いロギングのしきい値。WARNINGレベルでログに記録されます。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
LATENCY_TRACKING_THRESHOLD |
Integer |
10000 |
トラッキング待機時間の最大しきい値(ミリ秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
LOGGING |
String読取り専用 |
該当なし |
詳細なロギング・メッセージを生成します。 |
OPTIONS_FETCH_DEFAULT |
FetchOptions |
該当なし |
フェッチ操作のデフォルト・オプション。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
OPTIONS_READ_DEFAULT |
ReadOptions |
該当なし |
読取り操作のデフォルト・オプション。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
OPTIONS_WRITE_DEFAULT |
WriteOptions |
該当なし |
書込み操作のデフォルト・オプション。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
PERF_STATS |
Boolean |
False |
デフォルトのログ出力でパフォーマンス統計を有効化します。統計はFINEレベルで記録されます。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
PROXY_CLASSPATH |
String |
C:\Program Files (x86)\kvproxy\*または/usr/local/lib/kv.proxy/* |
プロキシ・サービスを管理プロキシ・モードで起動するためのクラスパス。クラスパスは、localhostでJavaプログラムを呼び出すためにそのまま使用されます。Javaクラスパスには、ワイルドカードを使用できます。 |
PROXY_EXECUTABLE |
String |
java |
プロキシ・サービスを管理プロキシ・モードで起動するためのJava実行可能ファイル。実行可能ファイルは、このドライバが実行されているホストのパスを参照します。 |
PROXY_HOST |
String |
localhost |
ドライバが管理対象外プロキシ・モードでプロキシ・サービスに接続するホスト。管理対象プロキシがlocalhostで実行されているため、これは管理対象プロキシ・モードでは使用されません。 |
PROXY_MANAGED |
Boolean |
True |
trueの場合、独自のプロキシ・サービスを管理します。 |
PROXY_PORT |
Integer |
5010 |
ドライバが管理対象外プロキシ・モードでプロキシ・サービスに接続するポート。これは管理対象プロキシ・モードでは使用されず、管理対象プロキシはランダムに選択されたポートをリスニングします。 |
PROXY_PORT_RANGE_END |
Integer |
9000 |
管理対象プロキシ・プロセスのポート範囲の終了。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
PROXY_PORT_RANGE_START |
Integer |
8000 |
管理対象プロキシ・プロセスのポート範囲の開始。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
PROXY_START_ATTEMPT |
Integer読取り専用 |
2 |
プロキシ・プロセスの生成を試行した回数。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
PROXY_STARTUP_WAIT_TIME_MS |
Integer |
5000 |
管理対象プロキシ・サービスが起動されるまでの待機時間(ミリ秒)。管理対象プロキシ・モードでのみ使用されます。 |
REQUEST_MAX_ACTIVE |
Integer |
100 |
データ・ストアへのアクティブ・リクエストの最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
REQUEST_PERCENT_LIMIT_PER_NODE |
Integer |
80 |
リクエストされる最大アクティブ・リクエスト数の割合としての、ノード当たりのリクエスト数の制限。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
REQUEST_PERCENT_THRESHOLD |
Integer |
90 |
リクエストされる最大アクティブ・リクエスト数の割合としての、リクエスト・スロットルのアクティブ化のしきい値。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
REQUEST_TIMEOUT |
Long |
5000 |
デフォルトのリクエスト・タイムアウト(ミリ秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
REQUST_MAX_CONCURRENT_PER_ITERATOR |
Integer |
8 |
イテレータ当たりの同時リクエストの最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
SCHEMA_RESOURCE |
String読取り専用 |
該当なし |
スキーマ・ディスクリプタ・ファイルの名前。ファイルはアプリケーション・ドメインに存在する必要があります。 |
SOCKET_OPEN_TIMEOUT |
Long |
3000 |
データ・ストアへのソケット接続をオープンするタイムアウト(ミリ秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
SOCKET_READ_TIMEOUT |
Long |
30000 |
データ・ストアへのソケット接続からの読取りのタイムアウト(ミリ秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
STATISTICS_INTERVAL |
Integer |
60 |
パフォーマンス統計のロギングの間隔(秒)。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
STORE_HOSTPORT |
String |
localhost:5000 |
データ・ストア・サーバーのホストとポート。管理対象プロキシ・モードでは、プロキシ・サービスは同じ場所のストアに接続します。管理対象外プロキシ・モードでは、値は管理対象外プロキシ・サービスが使用する場所と一致する必要があります |
STORE_NAME |
String |
kvstore |
データ・ストアの名前。管理対象プロキシ・モードでは、プロキシ・サービスは同じ名前のストアに接続します。管理対象外プロキシ・モードでは、値は管理対象外プロキシ・サービスが使用するストア名と一致する必要があります。 |
STORE_READ_ZONES |
String[] |
(null) |
カンマで区切られた読取りゾーン名のリスト。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。そうでない場合は、例外が発生します。 |
STORE_SECURITY_FILE |
String |
(null) |
ログインのプロパティを指定するために使用されるセキュリティ・ファイル。安全なストアへの接続に必要です。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。そうでない場合は、例外が発生します。 |
STORE_USER_NAME |
String |
(null) |
保護されたストアにログインするユーザーの名前。安全なデータ・ストアへの接続に必要です。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。そうでない場合は、例外が発生します。 |
THREAD_POOL_SIZE |
Integer |
20 |
データ・ストアに接続するためのプール内のスレッドの最大数。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
THROUGHPUT_FLOOR |
Integer |
0 |
1秒当たりのリクエストの予期されるスループットより低いロギングのしきい値。WARNINGレベルでログに記録されます。管理対象外プロキシ・モードでは、この値はプロキシ・サービスが使用する値と一致する必要があります。 |
使用方法
前述のオプションはすべて、次の構文を使用して設定できます。
Dictionary<Option, object> dict = new Dictionary<Option, object>();
dict.Add(Options.<option>, <value>);
例
次に、STORE_NAME
、PROXY_HOST
およびPROXY_PORT
の設定例を示します。
Dictionary<Option, object> dict = new Dictionary<Option, object>();
dict.Add(Options.STORE_NAME, "nosqlstore");
dict.Add(Options.PROXY_HOST, "n1.example.com");
dict.Add(Options.PROXY_PORT, "7001");