ロギングの構成
Oracle NoSQL Database Javaドライバは標準のJavaロギングを使用し、oracle.kv階層のロガーを使用してデバッグ出力を取得します。これらのロガーは、oracle.kv.util.ConsoleHandler
クラスを使用し、ロガー階層でoracle.kv
の上にあるロガーのハンドラを無視するように構成されます。その結果、ロギングは、様々なロガーおよびoracle.kv.util.ConsoleHandler
クラスに対して構成されているすべてのロギング・レベルで、コンソールに対して実行されます。これらのロガーで表示されるコンソール出力を調整するには、アプリケーションのロギング構成ファイルでロガーとロギング・ハンドラのロギング・レベルを変更します。
oracle.kv
ロガーのハンドラを指定することで、Javaドライバで使用されるすべてのロガーに対して追加のロギング・ハンドラを構成することもできます。
たとえば、INFOレベル以上でJavaドライバ・ロギングのファイル出力を有効にする場合、アプリケーションの構成ファイル(java.util.logging.config.file
システム・プロパティを使用して指定するファイル)に次の内容を追加します。
# Set the logging level for the FileHandler logging handler to INFO
java.util.logging.FileHandler.level=INFO
# Set the logging level for all Java driver loggers to INFO
oracle.kv.level=INFO
# Specify that Java driver loggers should supply log output to the
# standard file handler
oracle.kv.handlers=java.util.logging.FileHandler
Javaアプリケーションのロギング管理の詳細は、java.util.logging
Javadocを参照してください。