ASODYNAMICAGGINBSO
ブロック・ストレージ・データベースで問合せにハイブリッド・モードを使用するかどうかを制御します。 ブロック・ストレージ・データベースのハイブリッド・モードは、可能なかぎり、ブロック・ストレージ問合せが集約ストレージ・データベースと同様の効率で実行されることを意味します。
ハイブリッド・モードは、問合せに対してデフォルトで有効になっています(この構成設定は暗黙的にFULLに設定されます)。 バッチ計算のハイブリッド・モードを有効にするには、アプリケーション構成でHYBRIDBSOINCALCSCRIPTを有効にする必要があります。
この設定は、ブロック・ストレージ・データベースにのみ適用されます。
構文
ASODYNAMICAGGINBSO [appname [dbname]] NONE | PARTIAL | FULL | ONLY-
appname - オプション。 ハイブリッド問合せモードが集計で使用されるアプリケーションを指定します。
appnameの値を指定し、dbnameの値を指定しない場合、設定は指定したアプリケーションのすべてのデータベースに適用されます。
設定を特定のデータベースに対して有効にするには、アプリケーションとデータベースを指定する必要があります。
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dbname-オプション。 appnameで指定されたアプリケーションで、ハイブリッド・モードが集計で使用されるデータベースを指定します。
dbnameの値を指定し、appnameの値を指定しない場合、指定は無視されます。
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NONE-ブロック・ストレージ・データベースでハイブリッド・モードを無効にします。 これはデフォルトです。
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PARTIAL-集計演算子
+、-および~に基づく単純なアウトライン集計でのみハイブリッド・モードになりますが、演算子*、/および%は除外されます。 計算する式はブロック・ストレージ・モードのままにします。 -
FULL-単純集計および式計算のハイブリッド・モードをオンにします。 有効にすると、ハイブリッド・モードは、サポートされている関数のいずれかを使用するメンバー式に対して有効になります。 サポートされている関数とサポートされていない関数のリストは、「ハイブリッド集約モードでサポートされている関数」を参照してください。
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ONLY-FULLと同じですが、問合せがハイブリッド・モードでサポートされていない場合は、ブロック・ストレージの実行にデフォルト設定されるかわりにエラーが返されます。 これは、ブロック・ストレージ実行からハイブリッド・モードにデータベースを移行する際のテスト目的で役立ちます。
例
ASODYNAMICAGGINBSO Sample PARTIAL関連項目
「ハイブリッド・モードを採用して迅速なアナリティク処理を実現」。
ブロック・ストレージ・アプリケーション・キャッシュのサイズを管理するためのMaxL文alter application set cache_sizeおよびquery application get cache_size。