AUTOMERGEMAXSLICENUMBER
増分データ・スライスを自動的にマージするプロセスをアクティブ化せずに、データ・ロードに存在できる増分データ・スライスの最大数を指定します。 AUTOMERGEMAXSLICENUMBERの値を超えると、自動マージ・プロセスがアクティブになります。
ノート:
AUTOMERGEMAXSLICENUMBER構成設定を使用するには、AUTOMERGE構成設定をSELECTIVEまたはALWAYSに設定する必要があります。
この設定は、集約ストレージ・データベースにのみ適用されます。
構文
AUTOMERGEMAXSLICENUMBER nn-増分データ・スライスを自動的にマージするプロセスをアクティブ化せずに、データ・ロードに存在できる増分データ・スライスの最大数を指定します。
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増分データ・スライスの数がn以下の場合、増分データ・スライスはマージされません。
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増分データ・スライスの数がnより大きい場合は、自動マージ・プロセスがアクティブ化されます。
デフォルト値は4です。
自動マージ・プロセス中に、Essbaseは、任意の増分データ・スライスが増分入力セルの最大数に寄与できる最大サイズ(パーセンテージ)を決定します。 Essbaseでは、コミットされたすべての増分データ・スライスのセル数がカウントされます。 rが最大パーセントを表すとします。 増分データ・スライスのサイズ(パーセンテージ)が次の場合:
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r以下では、増分データ・スライスは自動的にマージされる増分データ・スライスのリストに追加されます
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rより大きい場合、増分データ・スライスは自動的にマージされる増分データ・スライスのリストに追加されません
例
AUTOMERGEMAXSLICENUMBER 5増分データ・スライスの数が5を超える場合に、増分データ・スライス自動マージ・プロセスをアクティブ化します。
関連項目