RTDEPCALCOPTIMIZE

@CURRMBRRANGE計算関数がランタイム依存として動作するか、非ランタイム依存として動作するかを設定します。

構文

RTDEPCALCOPTIMIZE [appname [dbname]] TRUE | FALSE

appname - オプション。アプリケーション名を指定すると、指定したアプリケーション内のすべてのデータベースに設定が適用されます。アプリケーション名を指定しない場合、設定は「Essbaseサーバー」上のすべてのアプリケーションおよびデータベースに適用されます。
dbname-オプション。データベース名とアプリケーション名を指定した場合、その設定は指定したデータベースにのみ適用されます。アプリケーション名も指定しない場合、データベースは無視され、設定は「Essbaseサーバー」上のすべてのアプリケーションおよびデータベースに適用されます。
TRUE-これがデフォルトです。@CURRMBRRANGEは、実行時に依存しない式として動作します。これはデフォルトの動作であり、@CURGENまたは@CURLEV関数が@CURMBRRANGEの引数として使用されると、@CURRMBRRANGEをコンピュートするための正しい依存性リストがEssbaseで生成されないため、コンピュート結果が正しくなくなる可能性があります。
FALSE-@CURRMBRRANGEは実行時依存の式として動作しますが、@CURGENまたは@CURLEVが@CURRMBRRANGEに引数として渡された場合のみです。実行時依存の式の計算にはより多くのメモリーが必要になるため、@CURRMBRRANGEを含む計算の実行に時間がかかる場合があります。

例

RTDEPCALCOPTIMIZE FALSE