SSPROCROWLIMIT

Smart Viewまたは他のグリッド・クライアント・リクエストでのEssbaseプロセスの最大行数を制御します。

構文

SSPROCROWLIMIT n

n-16,384以上の整数値。デフォルト値は250,000です。

説明

SSPROCROWLIMITは、Smart Viewまたは他のグリッド・クライアント・ユーザー・リクエストでのEssbaseプロセスの最大行数を制御します。 SSPROCROWLIMITは、#「欠落行」の抑制オプションが選択されているグリッド・クライアントに対してのみ有効です。行は抑制の前にカウントされます。つまり、欠落している行およびゼロ値を含む行が含まれます。

ユーザーが1つ以上のメンバーにズーム・インする場合、Essbaseは、オプションで設定されたズーム・イン・レベルに展開された選択済メンバーを含む、より大きなグリッドを処理する必要があります。 #「欠落行」の抑制オプションが設定されている場合、Essbaseは、欠落していない値を含む列が少なくとも1つある行のみを返します。 SSPROCROWLIMITは、Essbaseで処理する必要がある大きいグリッドの最大サイズ(行数)を定義します。この設定により、単一のグリッド操作のメモリー使用量が過剰になるのを防ぎます。

Excel Suppress #「欠落行」オプションが選択されていない場合、制限は64000です。

ノート

SSPROCROWLIMITは未処理の行に適用されます。つまり、処理前にEssbaseが受け入れる行数です。行処理により、欠落している行が排除されます。処理後、クライアントが取得できる行数は、グリッド・クライアント定義の制限によって異なります。
SSPROCROWLIMITを超えると、Essbaseはエラー・メッセージを発行し、リクエストの処理を停止します。
この設定は、Smart Viewフリー・フォーム・モードでは使用されません。
Oracleでは、500,000を超える制限を使用することはお薦めしません。

例

SSPROCROWLIMIT 300000