Oracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスを使用した動作およびリソースのモニター
Oracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスを使用すると、メトリック機能とアラーム機能を使用してクラウド・リソースを能動的および受動的にモニターできます。
モニタリング・サービスでは、スタックにデプロイされたEssbaseプロセスおよびボリュームに関するメトリックを収集しますが、このサービスを使用してCPU、メモリーおよびストレージ使用率に関連するアラームおよびトリガーを作成します。Oracle Cloud Infrastructureドキュメントのモニタリングの概要を参照してください。関連のあるポリシーを追加で設定する必要があります。
モニタリングが有効になっている場合、コンピュート・インスタンスは、バックグラウンド・プロセスを起動してメトリックを収集し、"oracle_essbase"ネームスペースを使用してOracle Cloud Infrastructure Monitoringサービスに公開します。
モニタリング問合せは、Oracle Cloud Infrastructureから「モニタリング」→「メトリック・エクスプローラ」でアクセスできるメトリック・エクスプローラで、カスタマイズおよび実行できます。デフォルトのメトリックの表示および問合せの作成の詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントのデフォルトのメトリック・チャートの表示およびメトリック問合せの作成を参照してください。
メトリック・ディメンションには、表示されるメトリックのフィルタ処理に使用できる様々なディメンションが用意されています。注目に値するディメンションは、次のとおりです。
- stackDisplayName – スタック定義ページに提示されたスタックの名前に対応します。
- Volume – コンピュート・インスタンスにアタッチされたブロック・ボリュームごとに収集されます。
- VolumeTotalSize – 指定されたボリュームの合計サイズ(バイト単位)
- VolumeUsedSize – 指定されたボリュームに使用されるバイト数
- VolumeFreeSize – 指定されたボリュームの空きバイト数
- VolumeUsedPercent – ボリュームの使用率
- Process – コンピュート・インスタンスで実行されているすべてのEssbaseプロセスに関して収集されます
- CpuUtilization – プロセスのCPU使用率
- MemoryUtilization – プロセスのメモリー使用率