Oracle Cloud InfrastructureでのEssbaseスタックのデプロイメント Oracle Cloud InfrastructureでのOracle Essbaseスタックの管理 パッチ適用とロールバック パッチ適用とロールバック - バージョン19.3.0.2.3以前の場合 パッチ適用とロールバック - バージョン19.3.0.2.3以前の場合 Oracle Cloud Infrastructureで、Oracle Essbaseクラウド・インスタンスのパッチ適用およびロールバックができます。 バージョン19.3.0.2.3以前の場合。 SSHを使用したOracle Essbaseへのアクセスの説明に従って、SSHを使用してEssbaseノードにアクセスします。 opcユーザーとして、Essbaseインスタンスを停止します。sudo systemctl stop essbase.service oracleユーザーとして、環境変数を設定します。export ORACLE_HOME=/u01/oracle export OPATCH_NO_FUSER=true OPATCHパッチ・ファイルをMy Oracle Supportからダウンロードします。 WinSCP、SCP、Filezillaなどのツールを使用して、ダウンロードしたパッチのzipファイルをクラウド・インスタンスにコピーします。たとえば、WinSCPを使用している場合は、WinSCPの「Login」ページの「Session」で、ホスト名、ポート番号、ユーザー名opc、秘密キー・ファイルを入力して「Login」をクリックします。ファイルがコピーされます。 oracleユーザーにOPATCHファイルに対する読取りアクセス権があることを確認します。 oracleユーザーとして、OPATCHを適用します。zip形式であれば、OPATCHを直接適用できます。zipファイルの絶対パスを指定します。 $ORACLE_HOME/OPatch/opatch apply /tmp/Marketplace/<OPATCH_ID>.zipノート: 必要な場合は、オプションでzipを解凍してパッチを適用できます。解凍されたフォルダの絶対パスを指定します。unzip ./<OPATCH_ID>.zip $ORACLE_HOME/OPatch/opatch apply /tmp/Marketplace/<OPATCH_ID>/ opcユーザーとして、Essbaseクラウド・インスタンスを起動します。sudo systemctl start essbase.service ログを確認して、すべてのバイナリにパッチが正常に適用されたことを確認します。Essbaseインスタンスにログインし、「admin」→「情報」でビルド番号を確認します。 [オプション]適用したパッチをロールバックする必要がある場合は、次のステップを実行します。 Essbaseインスタンスが実行されている場合は、前述のとおり、まずopcユーザーとしてEssbaseシステム・サービスを停止します。 ロールバック・コマンドを実行します。$ORACLE_HOME/OPatch/opatch rollback -id <OPATCH_ID>例: $ORACLE_HOME/OPatch/opatch rollback -id 30081463 ロールバック後に、Essbaseインスタンスを再起動します。ログインできない場合は、Essbase関連のブラウザ・キャッシュをクリアするか、新しいブラウザを開きます。