Identity Cloud ServiceでのEssbaseアクセスの設定
セキュリティおよびアクセスを設定するには、EssbaseをOracle Identity Cloud Serviceと統合します。Oracle Identity Cloud Serviceロールではなく、Essbaseロールを使用してEssbaseユーザーをプロビジョニングします。
Essbase用にセキュリティ・アクセスを準備するには、アイデンティティ・ドメイン管理者としてOracle Identity Cloud Serviceにログインし、いくつかタスクを実行する必要があります。
Essbaseでユーザーおよびグループをプロビジョニングするには、Essbaseスタックの作成時に、Essbaseの初期サービス管理者となるOracle Identity Cloud Serviceのユーザーの名前を指定する必要があります。
このサービス管理者は、他のユーザーをプロビジョニングするためにEssbase Webインタフェースにログインできます。
また、署名証明書へのアクセスを提供する必要もあります。
Essbaseスタックをデプロイする前に、Identity Cloud Serviceで次のタスクを完了します。
-
アイデンティティ・ドメイン管理者としてIdentity Cloud Serviceにログインします。Oracle Cloud InfrastructureからIdentity Cloud Serviceコンソールに移動するには、「アイデンティティ」、「フェデレーション」の順にクリックし、「Oracle Identity Cloud Service Console」の横にあるURLリンクをクリックします。
-
Identity Cloud Serviceコンソールで、ナビゲーション・ドロワー・アイコンを展開し、「設定」、「デフォルト設定」の順にクリックします。
-
「署名証明書へのアクセス」でスイッチをオンにし、クライアントがIdentity Cloud Serviceにログインせずにテナント署名証明書にアクセスできるようにします。
- 上にスクロールし、「保存」をクリックして変更を格納します。
-
まだ作成していない場合は、Identity Cloud Serviceで初期Essbaseサービス管理者となるユーザーを作成します。
シングル・サインオン(SSO)について
シングル・サインオン(SSO)をIdentity Cloud Serviceで使用すると、Essbaseログイン画面はIdentity Cloud Serviceに移動します。
Identity Cloud Serviceの外部にあるSSOを使用する場合、外部セキュリティ・プロバイダを指すようにIdentity Cloud Serviceを構成します。Essbaseログイン画面はIdentity Cloud Serviceに移動し、そこから外部ログイン画面に移動します。ログインすると、Essbase Webインタフェースに戻ります。