@ATTRIBUTEBVAL
計算中の現在のメンバーについて、指定されたブール属性ディメンションの関連付けられた属性値を戻します。
構文
@ATTRIBUTEBVAL (attDimName)
ノート
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この関数は、ブール属性ディメンションでのみ機能します。 数値または日付属性ディメンションから値を返すには、@ATTRIBUTEVALを使用します。 テキスト属性ディメンションから値を返すには、@ATTRIBUTESVALを使用します。
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計算対象のメンバーに関連付けられている属性がない場合、またはメンバーに関連付けられている属性がテキスト、数値または日付属性の場合、この関数は#MISSINGを戻します。
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基本ディメンションのメンバーの属性として関連付けることができるのは、属性ディメンションのレベル0のメンバーのみです。
例
この例は、Sample Basicデータベースに基づいています。
Productディメンションは、次の例に示すように、Caffeinated Boolean属性ディメンションに関連付けられます:
Product {Caffeinated}
100
100-10 {Caffeinated:True}
100-20 {Caffeinated:True}
100-30 {Caffeinated:False}
200
200-10 {Caffeinated:True}
200-20 {Caffeinated:True}
200-30 {Caffeinated:False}
200-40 {Caffeinated:False}
Caffeinated Attribute {Type: Boolean}
True
False
@ATTRIBUTEBVAL(Caffeinated)は、基本ディメンションProductの現在のメンバーについて、ブール属性ディメンションCaffeinatedから関連する属性値を戻します。 次の表に、返される値を示します。
表2-16 @ATTRIBUTEBVAL(Caffeinated)関数によって戻される値
現在のメンバー | 戻り値 |
---|---|
100-10 | True |
100-20 | True |
100-30 | False |
100 | #MISSING |
200-10 | True |
200-20 | True |
200-30 | False |
200-40 | False |
200 | #MISSING |
製品 | #MISSING |
関連付けられた属性を持たないメンバーに対しては、#MISSINGが戻されます。 一度に返される値は1つだけです。