条件付きコマンド
条件付きコマンドは、式のイベントのフローを制御します。 計算内で実行するFormulaを制御したり、条件をテストしたり、テストの結果に基づいてFormulaを計算できます。
計算スクリプトでメンバー式の一部としてIF文を使用する場合は、次のことを行う必要があります:
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単一メンバーとの関連付け
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カッコで囲みます
例:
Profit (IF (Sales > 100)
Profit = (Sales - COGS) * 2;
ELSE
Profit = (Sales - COGS) * 1.5;
ENDIF;);
Essbaseはデータベースを循環し、次の計算を実行します:
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IF文は、現在のメンバーの組合せのSalesの値が100より大きいかどうかを確認します。
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Salesが100より大きい場合、EssbaseはSalesの値からCOGSの値を減算し、その値に2を乗算して、その結果をProfitに格納します。
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Salesが100以下の場合、EssbaseはSalesの値からCOGSの値を減算し、それに1.5を乗算して、その結果をProfitに格納します。
IF ... ENDIF文全体がカッコで囲まれ、Profitメンバーに関連付けられます。