ソース・データの分析
まず、データベースに含めるソース・データを評価します。 データが存在する場所、ネットワーク接続、および必要な更新の頻度とサイズについて考えてみます。 この事前調査により、データベース・アウトラインを作成してEssbaseデータベースにデータをロードする時間を節約できます。
データベースの有効範囲を決定します。 組織に多数の製品を含む多数の製品ファミリがある場合は、製品ファミリのデータ値のみを格納できます。 各ユーザー部門のメンバーにインタビューして、処理するデータ、今日のデータの計算方法とレポート方法、および将来のデータの処理方法を確認します。 マルチディメンション・ピボット・レポートおよびドリルスルーに必要なもののみをEssbaseに格納する必要があります。 残りのデータはリレーショナル・データベースに残り、パーティション化(フェデレート)またはドリルスルーできます。
レポートおよび分析のニーズを慎重に定義します。
-
ユーザーはどのようにデータを表示および分析しますか。
-
データベースにはどの程度の詳細を含める必要がありますか。
-
データは目的の分析目標とレポート目標をサポートしていますか。
-
そうでない場合、必要な追加データはどこにありますか。
現在のデータのロケーションを確認します。
-
現在、各部門はどこにデータを保存していますか。
-
Essbaseで使用できる形式のデータですか。
-
部門は、WindowsまたはUNIXサーバー上のリレーショナル・データベース、あるいはExcelスプレッドシートにデータを格納していますか。
-
誰がデータベースを更新し、その頻度はどれくらいですか。
-
データを更新する必要があるユーザーは、データにアクセスできますか。
データをEssbaseにロードする準備ができていることを確認します。
-
データは単一のソースまたは複数のソースから取得されますか。
-
Essbaseで使用できる形式のデータですか。 Essbaseにロードできる有効なデータ・ソースのリストは、「データ・ソース」を参照してください。
-
使用するデータはすべてすぐに使用できますか。