データ・ロードおよびディメンション構築の概要
Essbaseデータベースには、ディメンション、メンバーおよびデータ値が含まれます。
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データのロードは、Microsoft ExcelスプレッドシートやSQLデータベースなどのデータ・ソースからEssbaseデータベースにデータ値を追加するプロセスです。 データ・ソースが完全にフォーマットされていない場合は、データ値をロードするためのルール・ファイルが必要です。 「ルール・ファイル」を参照してください。
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ディメンションの構築は、データ・ソースおよびルール・ファイルを使用して、ディメンションおよびメンバーをEssbaseデータベース・アウトラインにロードするプロセスです。 「アウトライン・エディタ」を使用して、ディメンションおよびメンバーを手動で追加することもできます。
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Essbase APIを使用する場合、XMLアウトライン編集を使用すると、ルール・ファイルを使用したりアウトラインAPIを起動しなくても、XMLファイルを使用してデータベース・アウトラインに基本的な変更を加えることができます。 XMLアウトライン編集を実行するには、付属の
.xsd
ファイルを参照し、.xml
ファイルを作成して、C Main API関数EssBuildDimXML (またはJava APIメソッドbuildDimensionXml)をコールします。 詳細は、「Oracle Essbase APIリファレンス」のEssBuildDimXMLを参照してください。XMLアウトライン編集機能を使用するには、以前のリリースのEssbaseで作成された集約ストレージ・アウトラインを最初に現在のリリースに移行する必要があります。 集約ストレージ・アウトラインは、一度移行すると、以前のリリースのクライアントでは編集できません。 以前のリリースのEssbaseで作成されたブロック・ストレージ・アウトラインでは、アウトラインを移行せずにXMLアウトライン編集を使用できます。
この章の残りの部分では、すべてのコンテンツはデータ・ロードおよびディメンション構築の非APIメソッドに関連しています。