計算のモニタリングおよびトレース
計算スクリプトで次のコマンドを使用して、Essbaseによるデータベースの計算方法に関する情報をアプリケーション・ログに表示できます。
SET MSG SUMMARYおよびSET MSG DETAIL
計算スクリプトでSET MSG SUMMARYおよびSET MSG DETAIL計算コマンドを使用して、次の操作を実行できます:
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完了通知メッセージが有効かどうかなどの計算設定の表示
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作成、読取りおよび書込みが行われたデータ・ブロック数に関する統計を提供
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計算されたデータ・セルの数に関する統計を提供
SET MSG DETAILは、Essbaseがデータ・ブロックを計算するたびに情報メッセージも提供します。 SET MSG DETAILは、データ・ブロックの計算順序を確認したり、インテリジェントな再計算をテストする場合に役立ちます。
注意:
SET MSG DETAILを使用すると処理オーバーヘッドが大きくなるため、テスト計算時にのみ使用してください。
SET MSG SUMMARYを指定すると、データベース・サイズに応じて約1%から5%の処理オーバーヘッドが発生するため、すべての計算に適しています。